日本戦がなかった19日もチケット完売「バレー界にとって非常に重要」

　日本代表の主将・石川祐希とイタリア1部ミラノ、ペルージャでともにプレーし、日本でも人気の高いアルゼンチン代表アグスティン・ロセルも「日本が大好きだ」と笑みを浮かべる。「日本の文化、人が大好き。ここでプレーできて幸せだよ。日本の人々から多くの愛を受け取っている。とてもアメージングだ。みんなにありがとうと言いたい」と客席を埋めた熱烈なファンに感謝した。

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　日本戦がなかった19日もチケットは完売。ロセルは「素晴らしいこと。バレーボール界にとって非常に重要なことだ。日本代表や、開催国のチーム以外の試合も全て見られるのは本当に素敵なことだと思う」と国境を越えた競技愛の広がりに感慨深げだった。

　19日、5206人の前でトルコに3-1で勝利したブラジルのアラン・ソウザも日本のファンに感激していた。「ここでプレーするのは本当に素晴らしい。みんなが応援に来てくれるし、贈り物もくれる。アメージングだし、ここでしか起きないことだね。だから日本でプレーするのが大好きなんだ」。2024-25シーズンを東レで過ごした31歳は、自分の名前を掲げるファンも沢山見かけたという。

　毎試合終了後には、各国の選手がサインや写真撮影に応じ、観客から贈り物を受け取る光景が広がった。1週間前に行われた女子大会でも話題に。国際バレーボール連盟（FIVB）主催大会の運営などを行う「バレーボール・ワールド」の動画配信サイト「VBTV」の実況席も「日本のファンは世界一です！」「ファンが選手をこれほど愛していることに、とても驚かされます」と感嘆していた。