【早実元エースの米挑戦記】3試合4回9K&防0.00で猛アピール中「米国は何もかも新鮮」
高校野球の名門・早実(東京)の元エース・内田聖人投手がアメリカで契約を目指し、奮闘している。13日からフロリダでベースボール・スカウティング・リーグ(BSL)に参戦。1週間で3試合に登板し、JX-ENEOS退団以来、1年ぶりの実戦となったが、計4回を1安打9奪三振で防御率0.00とアピールに成功した。
前JX-ENEOS内田聖人、1年ぶり実戦も好結果「手応えは良い」
高校野球の名門・早実(東京)の元エース・内田聖人投手がアメリカで契約を目指し、奮闘している。13日からフロリダでベースボール・スカウティング・リーグ(BSL)に参戦。1週間で3試合に登板し、JX-ENEOS退団以来、1年ぶりの実戦となったが、計4回を1安打9奪三振で防御率0.00とアピールに成功した。
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BSLは参加者でチームを編成した実戦形式のトライアウト。メジャー、独立リーグなどのスカウトにアピールする。内田は1戦目で味方の3失策が絡んで3失点したが、1回1安打1四球も2奪三振で自責0。2戦目は2回5K、3戦目は1回2Kでともに完全投球、計4回で1安打9奪三振で防御率0.00と結果を残した。
「アメリカの雰囲気は、何もかもが新鮮です」と最初の1週間を振り返った内田。相手には2、3年前までメジャーで数億円稼いでいた選手、元MLB傘下で鳴らした選手、キューバ出身で99マイル(約159キロ)投げる選手もいるという。そんな中でも最速150キロの直球とフォークを武器に挑んだ。「手応えは良いと思います」と収穫はたっぷりだ。
17年オフにJX-ENEOSを戦力外となった後は1人で練習に打ち込んできた。「1年以上実戦から離れていましたが、戦闘モードに入れました。パフォーマンスもそこそこ出せていると思います」。スカウトから当初投げない予定の日に「連投適性」を見たいと要望を受け、急きょ登板することもあったという。