金崎、安部、永井… 実力者達が合宿打ち上げ、最終日のキーワード「15秒」とは?
サッカー日本代表がアジアカップ開幕戦となる1次リーグ初戦トルクメニスタン戦で3-2で逆転勝利を収めた9日、八丈島では代表経験者らが地獄の自主トレを打ち上げた。
金崎、安部ら複数クラブから集まった選手が八丈島合宿を打ち上げ
サッカー日本代表がアジアカップ開幕戦となる1次リーグ初戦トルクメニスタン戦で3-2で逆転勝利を収めた9日、八丈島では代表経験者らが地獄の自主トレを打ち上げた。
【注目】育成とその先の未来へ 野球少年・少女、保護者や指導者が知りたい現場の今を発信、野球育成解決サイト「First Pitch」はこちら
昨年度のベストヤングプレーヤー賞を受賞したFW安部裕葵(鹿島)、DF宮原和也(名古屋)、MF野津田岳人(広島)、さらにはFW金崎夢生(鳥栖)、FW永井謙佑(F東京)という日本代表経験者が集結していた。2泊3日のトレーニングで、目前に迫ったクラブのキャンプインに向けた最高の準備を済ませた実力者たちだが、最終日のメニューには大事な数字が存在した。
「仕上げのキーワードは15秒です」
こう語ったのは八丈島自主トレを主宰するプロトレーナーの木場克己氏だった。体幹、体軸、バランスを強化する「Koba式体幹・バランストレーニング」の開発者で、競泳のリオデジャネイロ五輪代表・池江璃花子(ルネサンス亀戸)らトップアスリートを指導。日本郵政女子陸上部もアドバイザーとして指導し、16年に創部3年目で全日本実業団女子対抗駅伝(クイーンズ駅伝)優勝に導いたスペシャリストだ。
「合宿の最後にアジリティを高める4種類のメニューを持ってきました。2セットをフルパワーでこなしてもらいましたが、時間はそれぞれ15秒。この数字に大きな意味があるのです」
正方形に並べたコーンの周りを前後左右にダッシュ、特性ゴムチューブとウォーターバッグを持ちながらのサイドステップ、狭いスペースでのボールタッチなど、いずれも敏捷性を高めるメニューだ。