村田諒太の世界戦独占生中継 「DAZN」CEOの新たな野望「もちろん井上選手も魅力的」
村田×ゴロフキン実現ならDAZNはどうする?
――WBSS(ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ)のシーズン2を全米で中継したが、今後シーズン3、4と放送していくのか?
【注目】育成とその先の未来へ 野球少年・少女、保護者や指導者が知りたい現場の今を発信、野球育成解決サイト「First Pitch」はこちら
「米国に関してはこのシリーズはもっていますが、シリーズごとに権利がセールスされます。いいコンテンツだと思っているので、機会があれば来シリーズもやっていきたいと思っています。できる限りDAZNとしてやっていきたい。もちろん井上選手は魅力的。日本でもDAZNでやりたい気持ちはあります。井上選手は先日のKOシーンで権利も高くなったのかなと思いますが(笑い)」
――今後、新たなプロモーションが加わることも
「今回は特別なケース。ボクシングプロモーターでもないですし、そこに入っていこうとは思っていません。マッチルームとGBPが同じプラットフォームで一緒にやることはお互いにとってもいいことです。協力し合ってボクシングを盛り上げていきたい思いはあります。今までなかったような対戦カードが実現することもあり得ます。
ご存知の通りボクシングには放映権や放映パートナーに紐づいています。DAZNという新しいプラットフォームが入った中で、例えば村田選手がゴロフキンと対戦するとなった場合、どういう形でやるのか。難しい形にはなりますが、ボクシング界の“掟”もあります。今後に関しては、そこに入り込むというよりは、話し合いの中で進めていきたい。色々と難しいところも出てくるが、今後ボクシングが発展するきっかけになればいいかなと思っています」
――村田戦のプロモーション活動について
「ただ放映権を買うというよりは、コンテンツ自体を盛り上げるために、大きな投資をしています。この1か月ほどは村田戦をプロモートするために数億円をかけてプロモーションしています。日本国民に村田選手をアピールできるように、相当な額の投資をしております。成功すれば次回も同じような形でやっていきたいですね」
(THE ANSWER編集部・角野 敬介 / Keisuke Sumino)