村田諒太の世界戦独占生中継 「DAZN」CEOの新たな野望「もちろん井上選手も魅力的」
村田以外の日本人ボクサーにも興味
――今後も村田選手の試合は放送するのか?
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「今はまだ試合ごとの契約。もちろん我々としては今後も応援していきたいと考えています。すべての試合をDAZNとして放送していきたいという希望はありますが、これまでの帝拳さんと、ほかの放送局のつきあいも理解しています。一番フェアな状況を加味していかなければなりません。長期的なパートナーシップを希望していますが、今のところは試合ごとに話し合いをさせてもらっています。
もちろん今の状況は帝拳さんにとっても、村田選手にとってもフェアな状況だと思っています。いきなり長期契約になると、まだDAZNというプラットフォーム自体がどういうものかが分からない中での契約は、フェアにならない可能性もでてきます。どういった取り組みができるのか。これから模索していきたいとですね」
――村田選手以外で魅力的な選手を見つけ展開していくという可能性は。
「もちろん我々としても村田選手以外にも、いいボクサーをみつけてほかのボクシングコンテンツも展開していくことは実現させたいところです」
「村田選手の試合だけを映してホーム・オブ・ボクシングとはいえない。例えば井上尚弥選手ほか、いい日本のボクサーはいる。GBPやマッチルームの選手の試合も日本のボクシングファンに見せて、さらには、できれば日本のボクサーをつれていって、海外でやる試合を日本で放送したいと考えています」(DAZNジャパン・中村俊社長)
――米国での放映権を日本のDAZNで獲得することは可能なのか。
「我々はグローバルで権利を獲得したいのがスタンダードです。ただ今回の村田戦は米国ではESPNと(村田をプロモートする)トップランクの契約がありました。今後機会があれば、日本人選手の試合を各国で放送したいと考えています」