帰ってきたWBCチェコ監督に大阪で直撃 母国ではWBC物語が書籍化「日本でも出版したいんです」
日本とチェコの友情関係が「いつまでも終わらないこと願う」
多くのファンが私たちの選手と交流し、私たちのコミュニティにも来てくれました。これだけ多くの繋がりがあることが信じられません。日本、欧州、チェコ。深い友情関係だと思っているので、これがいつまでも終わらないことを願っています。
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私はロッテの試合で始球式をさせてもらいました。千葉のファンは本当に素晴らしかった。さらに、私たちのアレックス・ダーハク打撃コーチもロッテの春季キャンプに招待されましたし、WBCに出場した若きミラン・プロコップ内野手も、BC神奈川に加入するために来日したばかり。毎月、いや毎日のようにこの2国間で新しい友情と連係が生まれています。夢のようです。
今回の来日で楽しみにしているのは、数多くの友人と会うこと。毎日、新しい友人が挨拶に来てくれます。これだけ多くの友人が私たちの野球をサポートしてくれるのは素晴らしい気持ちです。それは野球に限らず、人生においても同じ。繋がりを持てるのは素敵なことです。もちろん食べ物も楽しみです。寿司が大好きなんです。欧州のものとは違いますね。
皆さん、応援していただき、本当にありがとうございます。私は欧州の人間。野球界には欧州野球が必要だといまだに信じています。野球はアメリカやアジアだけのものではないと。私たちがこのレベルで出来るぐらい優れていることを、世界王者とも戦えることを示したいと思っています。
(THE ANSWER編集部・鉾久 真大 / Masahiro Muku)