那須川天心「正義VS正義」が3戦目のテーマ SNS批判に拳で回答「向こうの正義を曲げてやりたい」
那須川は生観戦を熱望「来て、感じてもらって、次の日からの人生に繋げてほしい」
9月の2戦目では試合中に左手を骨折。2か月ほど拳を打つ練習はできなかった。「めちゃくちゃ走り込んだ。これでもかってくらい」と合宿などでスタミナ強化。今では「ほぼほぼ大丈夫」と打ち込みを再開した。2戦目は開始1分の左カウンターでダウンを先取。7回に2つ目のダウンを奪うと、最終8回の終了間際にも左を決め、後ろ向きにぶっ飛ばすなど成長を見せた。
【注目】育成とその先の未来へ 野球少年・少女、保護者や指導者が知りたい現場の今を発信、野球育成解決サイト「First Pitch」はこちら
「そこからの課題を毎日クリアしていっている。進化している姿は見せたい。時間をかけて着実に成長していると思うし、仲間、チームの皆さんと一緒に作り上げていくものだと思う。あとは、生じゃないと感じられないものがあると思うので、会場に来てもらいたい。配信もあるけど、生で体感してもらうことが大切。来て、感じてもらって、自分たちの次の日からの人生に繋げてほしい」
同日はWBA&WBC世界ライトフライ級2団体統一王者・寺地拳四朗(BMB)が、元WBA正規王者のWBA1位カルロス・カニサレス(ベネズエラ)と防衛戦を行う。WBA世界フライ級1位のユーリ阿久井政悟(倉敷守安)は、王者アルテム・ダラキアン(ウクライナ)に挑戦。那須川は「技術より、自分の持っている中の正義と念を全てぶつけます。強くなろうと思ってみんな頑張っているので、生で見てもらいたい」と投げかけた。
〇…この日は2月24日の第7弾も発表。前WBO世界スーパーフライ級王者・中谷潤人(M.T)がWBC世界バンタム級王者アレハンドロ・サンティアゴ(メキシコ)に挑戦する。WBA世界同級王者・井上拓真(大橋)は同級6位ジェルウィン・アンカハス(フィリピン)と対戦。WBO世界スーパーフライ級王座決定戦も行われ、同級1位・田中恒成(畑中)が同級2位クリスチャン・バカセグア(メキシコ)と激突。バンタム級8回戦では、ジョナス・スルタン(フィリピン)と日本同級4位・増田陸(帝拳)が対戦する。
(THE ANSWER編集部・浜田 洋平 / Yohei Hamada)