バレー界の“プリンス”が描く、理想のキャプテン像とは? 「長谷部さんのように…」
バレーボールの2018男子世界選手権(9月9日開幕・イタリア、ブルガリア)がまもなく開幕する。26歳にして主将として“龍神NIPPON”を牽引するのが、柳田将洋だ。昨季からプロ選手として拠点を海外に移し、人間的にも成長を続けている。端正な甘いマスクで女性ファンからの人気も高いバレー界のプリンスは、バレー人気再興のため、“憧れられる存在”に――。強烈なプロ意識を語ってくれた。

26歳にして全日本の主将を務める柳田将洋が熱い思いを激白
バレーボールの2018男子世界選手権(9月9日開幕・イタリア、ブルガリア)がまもなく開幕する。26歳にして主将として“龍神NIPPON”を牽引するのが、柳田将洋だ。昨季からプロ選手として拠点を海外に移し、人間的にも成長を続けている。端正な甘いマスクで女性ファンからの人気も高いバレー界のプリンスは、バレー人気再興のため、“憧れられる存在”に――。強烈なプロ意識を語ってくれた。
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強い意思が見え隠れする。男子バレー界の今、そして将来を担う存在として脚光を浴びる男は、全体を見渡してこう力を込めた。
「どういうアプローチでバレーボール人気を高めていくのか、日本代表でプレーしている身としては責任も感じます。何より色々な人に観てもらって興味を持ってもらうこと。どういう形であれ、なるべくたくさんの人に、バレーボールという競技を観てもらう方法を考えるべきだと思っています。色々な形で子どもたちに夢を与えられるように、できればいいなと」
ツイッターやインスタグラムを積極的に活用し情報発信しているのもその一環だ。昨季からプレーするドイツでの日常や、全日本でのほかの選手とのプライベートショットなどを公開している。まずは自身に興味を持ってもらうことが、バレー全体の認知度向上につながり、将来的な競技の発展に波及していく。柳田はそう考えている。
「バレーボーラーとしての姿を、見せられる時に色々な形で発信していけたらいいと思っています。SNSしかり、試合の姿もしかり、色々な形があります。僕らはあくまでアスリートなので、僕らが普段どういう練習をしているだとか、まずはそういう側面を出していって、かつ普段の姿もプラスアルファで出していければいい。日本代表のことをいつも気にかけてくれるファンの方がいます」
一見、クールな外見。飄々とした語り口。だがその胸中からは、隠しきれない熱いものがあふれ出てくる。
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