【アジア大会ライター取材日記】美女テコンドー選手が布団を持ち込んだ理由は?
連日、熱戦が繰り広げられるアジア大会。「THE ANSWER」では現地で取材するライター・平野貴也氏による取材日記を展開する。5日目は韓国発祥でアジア勢が最大勢力のテコンドーを取材。意外にもクーラーが効き過ぎの室内競技で、美女アスリートとして注目される山田美諭選手の銅メダル獲得の“裏事情”を直撃した。
常夏の国インドネシアだが、室内競技のカギはクーラー対策?
連日、熱戦が繰り広げられるアジア大会。「THE ANSWER」では現地で取材するライター・平野貴也氏による取材日記を展開する。5日目は韓国発祥でアジア勢が最大勢力のテコンドーを取材。意外にもクーラーが効き過ぎの室内競技で、美女アスリートとして注目される山田美諭選手の銅メダル獲得の“裏事情”を直撃した。
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取材5日目を迎えました。実は、大会取材前にシンガポールでサッカーの取材をしていたため、日本を離れてから9日目になります。日本の暑さは、少しは落ち着いたでしょうか。赤道に近いインドネシアは、常夏の国です。しかし、空港で「暑いだろう?」と聞かれて「東京はもっと暑いですよ」と答えたくらいで、問題ありません。
ところで、暑い国は、過剰にクーラーが効いている傾向があります。今大会も各アリーナはかなり涼しく、長時間いると体温が下がり、寒いと感じます。体温をキープするには、薄手の長そでが必要で、私も持ち歩いています。厄介なのは、暑い屋外と冷えた室内を行ったり来たりする場合で、体温が何度も変わり、体調管理が難しくなります。
どの競技でも、体調管理は選手にとって重要な課題です。コンディションを整えなければ、相手が格下でも強敵になってしまいます。アジア大会特有の話ではありませんが、国際大会は、現地の環境にいかに慣れるか、あるいは、いかに変化を受けないかが重要です。
さて、取材5日目は、競技として最終日を迎えたテコンドーを取材しました。韓国発祥のテコンドーは、アジア勢が最大勢力。世界レベルの選手が揃います。前日も午前中だけ取材したのですが、片足を上げた姿勢を続けながらヒザ下の動きで多彩な連続技を見せたり、ダイナミックな回し蹴りを繰り出したりと、速さと迫力のある競技です。