[THE ANSWER] スポーツ文化・育成&総合ニュースサイト

【パンパシ水泳】萩野&瀬戸を「挑戦」に駆り立てた大谷翔平 「やっぱ、アイツすげーんだなって」

競泳のパンパシ水泳(東京辰巳国際水泳場)第1日は9日、男子400メートル個人メドレーでリオデジャネイロ五輪金メダリストの萩野公介(ブリヂストン)が4分11秒13で銀メダルを獲得。瀬戸大也(ANA)は4分12秒60で銅メダルで、ダブル表彰台となった。優勝はチェイス・カリシュ(米国)。日本が誇る2人が果敢に攻めた「挑戦」の裏には、メジャーリーグのエンゼルス・大谷翔平投手を始めとする「94年世代」の存在があった。

パンパシ水泳男子400メートル個人メドレーでは積極果敢に攻めた瀬戸大也(左)と萩野公介【写真:Getty Images】
パンパシ水泳男子400メートル個人メドレーでは積極果敢に攻めた瀬戸大也(左)と萩野公介【写真:Getty Images】

果敢に攻めた萩野&瀬戸、2人に刺激を与える海の向こうの怪物の存在

 競泳のパンパシ水泳(東京辰巳国際水泳場)第1日は9日、男子400メートル個人メドレーでリオデジャネイロ五輪金メダリストの萩野公介(ブリヂストン)が4分11秒13で銀メダルを獲得。瀬戸大也(ANA)は4分12秒60で銅メダルで、ダブル表彰台となった。優勝はチェイス・カリシュ(米国)。日本が誇る2人が果敢に攻めた「挑戦」の裏には、メジャーリーグのエンゼルス・大谷翔平投手を始めとする「94年世代」の存在があった。

【注目】育成とその先の未来へ 野球少年・少女、保護者や指導者が知りたい現場の今を発信、野球育成解決サイト「First Pitch」はこちら

 勝ちに行くため、積極果敢に攻めた。前半の背泳ぎ、バタフライで瀬戸が飛び出し、萩野が続いた。後半の平泳ぎでカリシュに逆転されても、懸命に食らいついた。表彰台の真ん中には立てなかったが、すべてはホームの大歓声に応えるため、貫いた「挑戦心」だった。それは、同世代の盟友の姿に重なった。

 4月に萩野を取材した時のこと。会話の流れでニュースサイトの画面を見せると、「やっぱ、これでしょ」と言って、一つの記事を開いた。二刀流としてメジャーに挑戦し、沸かせていた大谷のニュースだった。食い入るように見つめ、「いやあ。すごいよ、本当に」と語る表情はうれしそうだった。

 日本のスポーツ界で躍動する94年生まれ世代。大谷のほか、フィギュアスケートの羽生結弦、スピードスケートの高木美帆、バドミントンの奥原希望、柔道のベイカー茉秋……。そして、競泳の萩野、瀬戸を含め、五輪メダリストを中心に各界を担う逸材が溢れている。定期的に94年会が行われるのは有名な話だ。萩野は言う。

「同じスポーツ界で活躍している人を見ると『凄いな、負けていられない』と思う部分はあるけど、特に、翔平みたいに同級生、知り合いであった場合は、それと同時に『やっぱ、アイツすげーんだな』ってうれしくなる。羽生君が金メダル、高木(美帆)選手が平昌でメダルを獲った時もそう。同い年の選手が活躍すると刺激をもらうと同時に、それ以上の喜びがあるんです」

1 2
W-ANS ACADEMY
ポカリスエット ゼリー|ポカリスエット公式サイト|大塚製薬
DAZN
ABEMA Jleague
スマートコーチは、専門コーチとネットでつながり、動画の送りあいで上達を目指す新しい形のオンラインレッスンプラットフォーム
THE ANSWER的「国際女性ウィーク」
N-FADP
#青春のアザーカット
One Rugby関連記事へ
THE ANSWER 取材記者・WEBアシスタント募集