元琴奨菊・秀ノ山親方、断髪式で見せた無償の愛 障害のある子どもたちを招待したワケ
秀ノ山親方「この様な社会貢献をすることで相撲への恩返しに繋がり、相撲界の発展にもなればいい」
引退後も社会貢献の一環として様々な活動を行う秀ノ山親方は「現役中は時間と縁がなくできなかったですが、これからは時間がある限り行っていきたい。この様な社会貢献をすることで相撲への恩返しに繋がり、相撲界の発展にもなればいい」と、今後も力を貸していくことを約束した。
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三木さんとともに同団体で代表を務める塚本武紘さんも、「最初は相撲界は堅いイメージがありましたが、親方の優しさには本当に感謝しかありません。相撲を見にいくのは初めて。なかなかこんな機会はない。これをきっかけに子どもたちがスポーツの楽しさ、何事にも一歩を踏み出す勇気などを感じてくれればと思います」と、子どもたちのさらなる成長に期待を込めた。
「これからは親方として若い力士を育てる立場になる。現役中にできなかったことをいろいろと実現させていければ」と三木さん。厳しい高校時代に同じ釜の飯を食った仲間の絆は、この先も続いていく。
(橋本 健吾 / Kengo Hashimoto)