19年ぶりにBMXフラットランドが復活 内野洋平が解説するX Games日本開催の意味
「今、ストリート業界が総攻撃を仕掛けていると思って下さい」

世界最大のストリートスポーツの祭典が4月に日本初上陸
「今、ストリート業界が総攻撃を仕掛けていると思って下さい」
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そう言いながらイタズラな笑みを浮かべるのは、BMXフラットランドの第一人者、内野洋平だ。世界最大を誇るストリートスポーツの祭典「X Games」が4月、日本に初上陸。内野も出場者として招待を受けた。
「X Games」は1995年に米国から始まり、これまで世界12か国を舞台に累計600万人以上の観客を熱狂させたビッグイベント。夏季はスケートボード、BMX、Moto Xなど、冬季はスキー、スノーボードなどのトップアスリートたちが世界中から集結し、誰が一番“ハンパない”パフォーマンスを披露できるかを競う。
昨夏の東京五輪ではスケートボード、BMXフリースタイル、サーフィンなどが新競技として追加され、特にスケートボードでは日本人選手が金3、銀1、銅1と計5つのメダルを獲得する活躍。滑り終えた選手たちが国籍にかかわらず互いの健闘を称え合う姿など、今までの“常識”に当てはまらないスタイルが話題となった。
五輪終了後にはスケートボードに挑戦したいという子どもが急増。メダリストたちもメディアに出演して認知度拡大に努めたこともあり、かつては“アウトサイダー”的存在だったスケートボードをはじめとするストリートスポーツが徐々に市民権を得るようになってきた。
そんな中で決まった「X Games」の日本初開催。東京五輪からわずか8か月後に、25年以上の歴史を持つビッグイベントがやってくるのだから、スケートボードをはじめとするストリートスポーツ界にとって、これ以上大きな後押しはないだろう。
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