【ゴルフ】松森彩夏の珍事で話題に 選手&キャディのボール投げ渡しはマナー違反か?
キャディを務めた田渕豊氏も「投げる行為は悪いこととはとらえていない」
当の松森彩夏も「池があるところで、ボールを投げる行為に関しては気を付けないといけないと思いました。キャディさんとしっかりアイコンタクトしておくべきでした」と反省しており、こういう事態を招くことは2度とないだろう。
松森のキャディを務めた田渕豊氏は「池に球が入ってしまったのは、自分たちの不注意でした。ただ、ボールを投げる行為は時間短縮のために練習ラウンドから普段から行っていることなので、投げる行為は悪いこととはとらえていないです。池がある場所などではやめようと話し合いました」と話す。
総じてプロのツアーでは、選手やキャディにボールを投げるという行為は、決して“マナー違反”ではなく、あくまでも選手とキャディとの信頼関係で成り立っている。
もちろんすべての選手が球を投げているのかと言えばそうではなく、丁寧にキャディに手渡しする選手もいる。要するにどのように感じるのかは、受け取る側次第ということなのかもしれない。
※【ゴルフ規則】(抜粋)
15-1 通則
プレーヤーはティーインググラウンドからプレーした球でホールアウトしなければならない。
15-2 取り替えられた球
規則上球を取り替えることが許されていないのにプレーヤーが球を取り替えた場合、取り替えられた球は誤球ではなく、インプレーの球となる。取り替えられた球をストロークしたときは、ストロークプレーでは2打の罰を受け、取り替えられた球でそのホールを終えなければならない。
【了】
金 明昱●文 text by Myung-wook Kim
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images