プルシェンコとヤグディンへの変わらぬ愛 髪の毛も一本ずつ描き込んだ“こだわり”
「THE ANSWER」は北京五輪期間中、選手や関係者の知られざるストーリー、競技の専門家解説や意外と知らない知識を紹介し、五輪を新たな“見方”で楽しむ「THE ANSWER的 オリンピックのミカタ」を連日掲載。注目競技の一つ、フィギュアスケートは「フィギュアを好きな人はもっと好きに、フィギュアを知らない人は初めて好きになる17日間」をコンセプトに総力特集し、競技の“今”を伝え、競技の“これから”につなげる。
「THE ANSWER的 オリンピックのミカタ」#23 連載「氷の絵師たちのエール」第3回
「THE ANSWER」は北京五輪期間中、選手や関係者の知られざるストーリー、競技の専門家解説や意外と知らない知識を紹介し、五輪を新たな“見方”で楽しむ「THE ANSWER的 オリンピックのミカタ」を連日掲載。注目競技の一つ、フィギュアスケートは「フィギュアを好きな人はもっと好きに、フィギュアを知らない人は初めて好きになる17日間」をコンセプトに総力特集し、競技の“今”を伝え、競技の“これから”につなげる。
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フィギュアスケート界には競技への愛情を絵に込め、選手を後押しするファンが数多くいる。連載「氷の絵師たちのエール」では、そんなファンたちが描いた作品とともに、今大会や過去の五輪にゆかりのあるスケーターへの想いを紹介し、フィギュア熱を広げていく。第3回は五輪で金メダルを獲得した名スケーター、エフゲニー・プルシェンコとアレクセイ・ヤグディン(ともにロシア)を描いた「ふうま」さん。
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かつて銀盤で輝いた名手たちの歴史が、北京五輪までつながっている。
プルシェンコといえば、2006年トリノ五輪で金メダルを獲得したロシアの皇帝。今大会で3連覇を目指す羽生結弦の憧れのスケーターとして知られ、現在はコーチとして活躍する。そして、プルシェンコの1大会前の2002年ソルトレイクシティ五輪で金メダルを獲得したのが、ヤグディン。それぞれ1990年代後半から~2010年代前半にかけて活躍し、今なお愛される名スケーターである。
2人も激闘を繰り広げたオリンピックの舞台が今大会も開幕。「現役時代に見ることはできませんでしたが、フィギュアスケートを見始めた時から好きな選手です」と語るのが、「ふうま」さんだ。
プルシェンコとヤグディンが、1枚に“共演”したイラスト。「同時期に活躍し、『皇帝』と『帝王』と呼ばれていたお二方なので、並び立っているポーズにしました」と明かす。2人への愛情が滲むのは、細部へのこだわり。「見づらいですが、髪の毛は一本ずつ描き込んでいます。顔もご本人の雰囲気が出るよう心がけました」と話した。
絵は小さい頃から趣味で描いていたが、デジタル歴は半年程度。「今でもふと見たくなって、演技の動画を見返すことがあります。いつ見ても素晴らしいと感じます。今後もお体に気をつけて頑張ってください!」とエールを送った。
フィギュア界で脈々と受け継がれていく名スケーターの系譜。今大会も後世に語り継がれる選手は生まれるだろうか。
【私がフィギュアスケートを愛する理由】
「ダンスとしての美しさ、スポーツとしての力強さ、年々進歩する技術など、観ていて飽きることがありません。今後も応援していきたいと思います」(ふうまさん)
※「THE ANSWER」では北京五輪期間中、取材に協力いただいた皆さんに「私がフィギュアスケートを愛する理由」を聞き、発信しています。
(THE ANSWER編集部)