エディーが残したメッセージ 日本ラグビーのさらなる躍進へ必要なこと
近年の日本ラグビー躍進のキーマンとなった存在と言えば、ラグビー日本代表前ヘッドコーチのエディー・ジョーンズ氏(現イングランド代表ヘッドコーチ)だが、日本ラグビーの発展、そして3年後に日本で開催されるW杯のために、あるメッセージを残している――。
3年後のW杯へ向けて、トップリーグで何をするべきか
日本ラグビーの最高峰・ラグビートップリーグは8月26日に2016-17シーズンが開幕する。近年の日本ラグビー躍進のキーマンとなった存在と言えば、ラグビー日本代表前ヘッドコーチのエディー・ジョーンズ氏(現イングランド代表ヘッドコーチ)だが、日本ラグビーの発展、そして3年後に日本で開催されるW杯のために、あるメッセージを残している――。
日本は、リオデジャネイロ五輪の男子7人制ラグビーでは、予選リーグでニュージーランドを撃破。世界屈指の強豪相手にジャイアントキリングを演じてベスト4進出を果たし、昨年のラグビーW杯イングランド大会からの勢いを持続している。
秩父宮ラグビー場で行われる開幕戦は、SH田中史朗、WTB山田章仁ら日本代表クラスを多く擁するパナソニックと、清宮克幸監督率いるヤマハ発動機が激突する。また、7人制ラグビー主将の桑水流裕策(コカ・コーラ)ら個々の選手にも注目が集まっている。
エディー氏が日本ラグビーについて語っていたのは、6月29日に都内で行われた「アジアスポーツマネジメントセミナー アジアが世界で勝つためのビジョンと戦略」でのこと。昨年のW杯での戦いぶりやリーチ・マイケル(東芝)を主将に据えた経緯などを話したが、今後の強化・育成について問われると熱を帯びた口調で話した。