[THE ANSWER] スポーツ文化・育成&総合ニュースサイト

堀口恭司は朝倉海を「ぶっ飛ばす」 1年4か月ぶりの復帰戦で「子供たちへ夢与えたい」

総合格闘家の堀口恭司(アメリカン・トップチーム)は31日の格闘技イベント「RIZIN.26」でRIZINバンタム級王者・朝倉海(トライフォース赤坂)との再戦に臨む。昨年11月に右膝の手術を受けた元RIZIN&ベラトール王者にとっては1年4か月ぶりの再起戦がダイレクトリマッチとなった。国内のみならず、海外の格闘技シーンからも注目を集める大晦日決戦へ向けて、「THE ANSWER」のインタビューに応じ、意気込みを語った。

朝倉海との再戦に臨む堀口恭司(撮影は2019年)【写真:荒川祐史】
朝倉海との再戦に臨む堀口恭司(撮影は2019年)【写真:荒川祐史】

大晦日にダイレクトリマッチ、朝倉以外の選択肢は「なかった」

 総合格闘家の堀口恭司(アメリカン・トップチーム)は31日の格闘技イベント「RIZIN.26」でRIZINバンタム級王者・朝倉海(トライフォース赤坂)との再戦に臨む。昨年11月に右膝の手術を受けた元RIZIN&ベラトール王者にとっては1年4か月ぶりの再起戦がダイレクトリマッチとなった。国内のみならず、海外の格闘技シーンからも注目を集める大晦日決戦へ向けて、「THE ANSWER」のインタビューに応じ、意気込みを語った。

【注目】育成とその先の未来へ 野球少年・少女、保護者や指導者が知りたい現場の今を発信、野球育成解決サイト「First Pitch」はこちら

 ◇ ◇ ◇

 大一番を目前にしても、この男はいつも通り飄々としている。そして口をつく言葉もいつも通り強気で痛快だ。

「体も動く。対策はしっかりやっている。前回やられているので、ぶっ飛ばしたいですね」

 朝倉戦へ向けての意気込みを問うと、笑顔で簡潔に返してくれた。今月上旬に拠点を置く米国から帰国。自主隔離期間中は、父親が特別に作ったというトレーニング施設で汗を流した。

「人がいない中でやれた。時差ぼけとかもあったので、いい調整ができました」と充実感を覗かせる。

 気になるのは昨年11月に手術を受けた右膝の状態だ。前十字靭帯断裂及び半月板損傷。周囲からは「選手生命は終わった」とも言われた大怪我だったが、本人は豪快に笑い飛ばす。

「終わってないですよ(笑)。ほとんど100%に近い形で治っている。たまに痛みは出ますが、それはもうしょうがない。痛みに合わせてやっていくだけです」

 ウイークポイントを攻めるのは、格闘技ではごく当たり前の事。堀口も当然想定している。

「相手も狙わないわけがない。むしろ狙ってくる箇所がわかる分、やりやすいでしょうね」とニヤリ。また1年4か月ぶりの再起戦でいきなり朝倉戦になったことにも「心配はない。海くんとやりたいと思ってずっとやっていた。ほかの選択肢? なかったですね」とはっきりと言う。

 堀口の言葉は常にポジティブ。そして簡潔で分かりやすい。自信の源を問うと、間髪入れずこう答えてくれた。

「格闘技しかやっていないのですから」。そして続けた。「自信しかない。モチベーションが上がっている。前回はああいう負け方だったのでやり返したい。KOか一本か。しっかり“決める試合”をしたいと思っている」。やられたらやり返す――。2020年の大晦日をはっきりした形で締めくくる。

1 2
W-ANS ACADEMY
ポカリスエット ゼリー|ポカリスエット公式サイト|大塚製薬
DAZN
スマートコーチは、専門コーチとネットでつながり、動画の送りあいで上達を目指す新しい形のオンラインレッスンプラットフォーム
THE ANSWER的「国際女性ウィーク」
N-FADP
#青春のアザーカット
One Rugby関連記事へ
THE ANSWER 取材記者・WEBアシスタント募集