NHK「みんなのうた」で話題 ナオト・インティライミ×元五輪選手で“走り”を歌にした理由
「みんなのうた」で9月も連日放送「一人でも多くの人に広めてもらいたい」
――最後に「スタートライン」が今後、子どもたちにどんな影響を与え、どう広がりを見せてほしいでしょうか。
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ナオト「物心ついてないキッズがなんかわからないけど、踊っちゃう。あるいは物心ついてきた少年たちがなんかわからないけど、体が揺れちゃう。外に出て、無性に走りたくなっちゃう。あるいは、子どもを持ったお父さん、お母さんが子どもにそういう環境を作らせてあげたくなる。最近、運動不足だから家族のみんなで走りに行こうという、そんなきっかけになる曲になったらいいですね」
伊藤「この曲を聞いて、歌いながらでもいいですし、体を動かしてしまう、動かしたいと思ってしまう。そういう人が世の中に増えていくといいなと思います。どんどん広まり、皆さんが運動する時や何かに向けて動き始める時の支えになる曲になってほしいです」
ナオト「『みんなのうた』で、8、9月は毎日流れるので9月に入り、ちょうど折り返しを過ぎたところ。まだまだ聞いていただけるチャンスあるので、一人でも多くの人に広めていただけたらうれしいです!」
■ナオト・インティライミ
三重県生まれ、千葉県育ち。世界66か国を一人で渡り歩き、世界の音楽と文化を体感。2010年にメジャーデビュー。「タカラモノ ~この声がなくなるまで~」「今のキミを忘れない」などのヒット曲を生み出し、12年にNHK紅白歌合戦初出場。TBSドラマ「コウノドリ」に出演するなど、俳優としても活躍。2019年9月には世界三大レーベルの「ユニバーサルミュージック ラテン」から世界リリースを果たした。今回、伊藤さんと制作した「スタートライン」は、10月7日発売の初のEP「オモワクドオリ」に収録される。
■伊藤友広
秋田県生まれ。高校時代に国体少年男子A400メートル優勝。アジアジュニア選手権400メートル5位、1600メートルリレー優勝。国体成年男子400mで優勝。アテネ五輪では1600メートルリレーの第3走者として日本過去最高の4位入賞に貢献。引退後は元200メートル障害アジア最高記録保持者の秋本真吾氏とともにスプリント指導のプロ組織「0.01 SPRINT PROJECT」を主宰し、全国でかけっこ教室などを手掛けている。
(THE ANSWER編集部・神原 英彰 / Hideaki Kanbara)