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ダルビッシュ、千賀も加入 “本物”の野球指導オンラインサロン「NEOREBASE」って何?

「日本に行ったら野球がうまくなる」と思われるように… 内田聖人は新しい指導を築いていく【写真:荒川祐史】
「日本に行ったら野球がうまくなる」と思われるように… 内田聖人は新しい指導を築いていく【写真:荒川祐史】

うまくなりたいなら日本へ、夢は「世界が日本に注目すること」

 内田個人がテーマに置くのは、「球を速くする」「肩を強くする」こと。さらに、これをケガをせずに実現させ、変化球、コントロールの面でも合わせてレベルアップに導いていく。ラプソードで回転数、回転軸、回転効率などの数値を測定し、時にはハイスピードカメラも使用。フォームの再現性に着目し、「打ちづらい球」を投げるために研究した成果を教えている。

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「自分の体を思うように操ることが全てではないかという気がします。思うように効率よく操る。そのためにトレーニングがあり、柔軟性が必要。ここからフォームが出来上がって、パフォーマンスが上がってくる。自分のところに来ている人でコントロールがバラバラになってしまう人は、今のところいないです。

 ただ闇雲に球速を上げればいいわけではない。自分に合った球速のポジションってあると思うんですよ。これを理解できている選手は、ほぼいない。そういうところまで見てあげることができるのは、今までにない部分かなと思います」

 12月以降、複数回指導した15~25歳の選手は14人。未だ球速アップできていない2人を除き、約3か月で平均4.0キロアップに成功した。ある選手は8.1キロアップの149.6キロに。データ、数値の意味を丁寧に紐解いて伝えたことで、ひと冬で大幅な進化を遂げた。

「その辺にありふれた知識よりも、もう一つ深掘りした知識を提供できているんじゃないかなという自負はあります。『めっちゃよかったです』と言ってくれて、現場の満足レベルは感じますね」

 ユニフォームを脱ぎ、指導者の道を走り始めたピッチング・ストラテジスト。突き詰めた理論、経験、そして「本物」と自負するメンバーとともに、画期的なオンラインサロンという形で野球のレベルアップに導いている。今の夢を問われた26歳は「なんだろうな」と間を置き、熱い野心を秘めながら言葉を紡いだ。

「野球がうまくなりたいと言った時に、世界が日本に注目してくれるくらいになるということが夢ではあります。『日本に行ったら野球がうまくなるらしいぞ』というくらいになること。ただ、それはまだまだこれからの話です」

 野球がうまくなりたい。あの頃抱いた向上心を失うことはない。都内でも、米国でも、地球のどこにいてもうまくなれる時代を築いていく。

■野球指導オンラインサロン「NEOREBASE」公式サイト(入会、問い合わせはこちらから)
https://neolabuchida.wixsite.com/neolab

(THE ANSWER編集部・浜田 洋平 / Yohei Hamada)

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