“コロナ帰省”ダメ、ゼッタイ 闘莉王が訴え「日本で間違いは起きてほしくない」
「自分勝手な行動で、愛する家族や街のみんなに迷惑をかけてはいけない」
「外出禁止令が出た頃、ブラジルでは、みんな都市部から田舎に戻ろうとした。家族のところに戻り、地元で感染を広げている。ジャーレスのケースも同じだった。サンパウロの大学の医学部の生徒がこの時期に田舎に帰った。実家で体調が悪くなって、検査を受けたら結局、新型コロナで陽性と判明した。周りの街も大騒ぎになった。こんな大事な時期に自分勝手な行動で、愛する家族や街のみんなに迷惑をかけてはいけない」
【注目】育成とその先の未来へ 野球少年・少女、保護者や指導者が知りたい現場の今を発信、野球育成解決サイト「First Pitch」はこちら
ブラジルでコロナ陽性者は2月26日に初めて報告されたが、そこから事態は急激に悪化。8日の時点で感染者は1万5927人、死者800人(在ブラジル日本大使館公式サイトより)と発表され、前日よりも感染者は2210人、死者は133人も増加してしまった。
日本でも一部の人の行動が物議を醸すケースが出ているが、闘将は「日本人なら(コロナ禍を)コントロールできる」と力強くエールを送る。ブラジルでの感染状況を踏まえて、“コロナ帰省”を止めるように熱く提言していた。
(THE ANSWER編集部)