高校球児1030人調査した体組成データで分析 140キロを投げる投手に共通する身体的特徴
本塁打を「10本以上」と「0本」の群で比較
次に野手について紹介する。
計測した選手全体の上位25%以上に該当し、さらに各都道府県で強豪校に該当するレギュラーの平均値からスイングスピードが124km/h以上と124km/h未満の群に分け、身体計測値と体組成データを比較したところ、
・胸囲の周径囲の大きさ
・除脂肪体重の多さ、体幹部除脂肪体重の多さ
スイングスピードの速さには以上が最も影響を受けていたことが明らかとなった。
スイングスピードはSSK社「スピードテスター」という超音波測定器を使用。測定機器は加速度センサーなどさまざまなものがある
また、10本以上の本塁打を打った群と本塁打0本の群で同様に比較してみたところ、
・胸囲・腹囲の周径囲
・除脂肪体重・体幹除脂肪体重
・スイングスピード
本塁打を打つためには、以上の要素が深く関係していることが明らかとなった。