チームビルディングの記事一覧
-
ジーコが語る「プロとアマの違い」 才能の宝庫ブラジルで貫いた自己管理の大切さ
2018.10.16ジーコが加入したのはJリーグの鹿島アントラーズではない。アマチュア時代の日本リーグ2部の住友金属だった。しかし住友金属は、Jリーグ参戦を目指すからこそ、ジーコを招聘する理由があった。
-
日本サッカーと“韓国コンプレックス” 「一生勝てない」意識を払拭した名将の教え
2018.07.24「日本には、技術や組織力という韓国とは別の特徴がある。それをオフトは教えてくれたんです」――福田正博(元日本代表FW)
-
ベンチからの指示は「選手の判断を奪う」 “押しつけ”ではない議論できる部活へ
2018.06.04堀越高校サッカー部は、試合が始まればピッチ上のゲームキャプテンを中心に、変更修正を施して行く。佐藤実(まこと)監督は言う。 「外から見ていて情報は与えますが、整理して取捨選択するのは選手です。それにピッチの中の方がリアルな情報を感じ取っています。例えば相手のFWの強さ、威圧感は、直に戦っているからこそ分かる。だからラインを下げるのか、いやオフサイドを取れているから高い設定のままで良いのか。その判断はピッチ上の選手の方が的確に感じ取れている。それなのに外から無理に『ラインを上げろ!』は、押しつけになりますよね。選手の判断を奪うことにつながりかねないですよね」
-
選手が「燃え尽きない」部活の姿 「スポーツが楽しいと知らずに辞めるのは可哀想」
2018.05.27選手主体のボトムアップ方式は「放任」との誤解を招く危険性もある。結果を求める父兄から、時には「もっと教えて欲しい」という声も漏れ伝わってくる。
-
「サッカーを深く考えてこなかった」と痛感 “選手主体”託された元主将の濃密な1年
2018.05.20堀越高校サッカー部監督の佐藤実(まこと)は、指導者が主導するトップダウンから、選手主体のボトムアップ方式への転換の機会を探っていた。そして低調な内容の試合の後に、怒りをぶつけるように敢えて選手たちに主導権を投げつけた。
-
高校サッカー強豪校が挑む「新しい部活の形」 熱血指導の限界と選手主体の可能性
2018.05.16佐藤実(まこと)は、まだ部活が根性主義に染まり切っていた24年前に堀越高校を卒業した。上意下達が徹底され、監督が水を飲むのを禁じれば、従うしかない時代だった。 「良い選手が集まり、みんなで話し合うと面白い発見があり、自分たちでサッカーを作っていける感触があった。でも、そういうわけにはいかず、不完全燃焼のままもやもやした気分で卒業しました」
-
Jリーグ注目の逸材が揃う埼玉の新鋭 柴崎岳の恩師は弱小校をどう変えたのか
2017.06.24スペイン1部リーグ昇格を懸けた2部プレーオフで、テネリフェのMF柴崎岳が脚光を浴びている。準決勝第2戦での決勝点に続き、決勝第1戦ではCKのキッカーとして決勝ゴールをおぜん立てした。
-
鹿島を常勝軍団へと導いた“ノウハウ” ジーコを獲得した揺るがないスタイルの裏側
2017.02.20「ジーコを獲得したのは、選手としてのプレーだけではなく、プロクラブになるすべての面で伝授して欲しかったから」―鈴木満(鹿島アントラーズ強化部長)
-
元サッカー五輪代表監督が語る「勝つためのチーム論」 指導者が捨てるべき考え方とは
2016.12.29「サッカーの勝敗の行方はチームの団結力が物をいう。チームには“スタメンとサブ”はあっても“レギュラーとサブ”という考え方はあってはいけない。そして、選手、スタッフの一人一人がチームのことを考え、自分の役割を全う出来るか否かが、勝敗のカギを握る」 これまで1996年から3大会連続でオリンピック代表チームのコーチ、監督を務めたほか、ユース代表やジュビロ磐田の監督も歴任した山本昌邦氏が高校生に向けて「勝つためのチーム論」を講じた。