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マラソン界の新星も指導 プロトレーナーが説く、走りを変える「ランジツイスト」とは

怪我をしないフォーム矯正も期待できる

「しゃがんだ状態では上半身が垂直になっていることを意識します。猫背や前のめりではトレーニング効果が薄くなります。体を左右に振りますが、膝と体幹を安定させる狙いです。人によってはメディシンボールなどを持って負荷をかけるとトレーニング強度が上がります。その時にひざの軸と体幹の軸がぶれる人はフォームが崩れやすい。体幹部分を意識しながらバランスを取って、足を引き上げる。ぶれないで着地することで最後まで体幹部分を意識しましょう」

 関根らトップアスリートも取り組んでいるメニューを披露してくれた木場氏。またランニングにおいて、大事なことはフォームだという。

「ランニングにおいてはフォームが大事です。まずはインナーマッスルで骨盤を安定させます。足を引き上げる腸腰筋が弱ると、フォームがブレてしまう。ランニングの動作フォームとインナーマッスルを連動させるように適切なトレーニングをすることで、パフォーマンスアップも期待できますし、怪我の予防にもつながるのです」

 怪我をしないフォーム矯正も期待できる「ランジツイスト」。パフォーマンスアップが期待できそうだ。

(THE ANSWER編集部)

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木場 克己

KOBA式体幹バランストレーニング協会代表

プロトレーナー

 小2年で柔道を始め、小6の南九州柔道大会で優勝、優秀選手賞を獲得。中3で県内の大会のタイトルを優勝で飾る。全九州大会団体の部で優勝・県大会軽量級個人戦2位。高校でレスリングを始め、56キロ級九州大会で優勝。インターハイ、国体は団体戦3位。腰椎圧迫骨折で現役を退き、医療人の道へ。鍼灸師、柔道整復師、FC東京ヘッドトレーナー(95~02年)、G大阪ユーストレーニングアドバイザー(2016年~)、長友佑都専属トレーナー。

URL:http://kobakatsumi.jp/

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