ブカツ応援の記事一覧
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高校バスケ最後の試合で見せた人間力 敗北直後、中部大第一・小澤飛悠が走った背景
2022.12.29バスケットボールの第75回全国高校選手権「SoftBank ウインターカップ2022」の男子準決勝が28日、東京体育館で行われ、中部大第一(愛知)は福岡第一(福岡)に64-76で敗れ、2018年以来4年ぶり2度目の決勝進出とはならなかった。U-18日本代表にも選ばれたキャプテンの小澤飛悠(3年)は、指導者の教えと日の丸を背負った経験を胸に、日常を疎かにしないことを大切にしてきた。「一番成長した部分だと思う」と胸を張る「人間力」は、最後のショットを打った後の行動にも表れた。
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高校バスケ2冠・京都精華を導いた校長兼コーチ 「見えない部分の頑張り」貫いた頂点
2022.12.29バスケットボールの第75回全国高校選手権「SoftBank ウインターカップ2022」の女子決勝が28日、東京体育館で行われ、京都精華学園(京都)が札幌山の手(北海道)に99-81で勝利し、悲願の初優勝を果たした。昨年は決勝で桜花学園(愛知)に敗れて涙を飲んだが、今年は夏のインターハイに続き2冠を達成。強さの背景には、校長でもある山本綱義アシスタントコーチが説いてきた「地味な、見えない部分をみんなで頑張り抜け」という指導と、それに応えた選手の努力があった。
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言葉も通じない異国でリーダーに成長 帝京長岡コネ「日本人と練習、勉強…楽しかった」
2022.12.28バスケットボールの第75回全国高校選手権「SoftBank ウインターカップ2022」の男子準々決勝が27日、東京体育館で行われ、昨年準優勝の帝京長岡(新潟)は、今夏のインターハイと今秋のU-18日清食品トップリーグを制した福岡第一(福岡)と対戦し、53-68で敗れた。「自分のプレーができなかった。今日の試合に負けたのは自分のせい」と語ったコネ・ボウゴウジィ・ディット・ハメード(3年)は、涙するチームメートを励ますなど、コートサイドでもリーダーシップを発揮していた。
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高校バスケで生まれた国を越えた絆 東海大福岡1年、伊東友莉香が涙した留学生の引退
2022.12.28バスケットボールの第75回全国高校選手権「SoftBank ウインターカップ2022」の女子準決勝が27日、東京体育館で行われ、初の4強入りを果たした東海大福岡(福岡)が今夏のインターハイ王者、京都精華学園(京都)と対戦。47-70で敗れ、初の決勝進出はならなかった。1年生ながら先発出場した伊東友莉香はチーム2位の15得点の活躍も「本当に3年生の先輩たちに申し訳ない気持ちでいっぱいです」と大粒の涙を流した。一緒にコンビプレーを磨いてきたファール・アミナタ(3年)を筆頭に、優しく声をかけてくれた先輩への感謝の思いが溢れた。
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夏のインハイ女王と戦い抜いた宮崎の県立校 熱血指揮官が宿した小林の「闘うマインド」
2022.12.25バスケットボールの第75回全国高校選手権「SoftBank ウインターカップ2022」の女子2回戦が24日、東京体育館と大田区総合体育館の2会場で行われた。23日の1回戦で龍谷富山(富山)を下した県立校・小林(宮崎)は、今夏のインターハイを制した京都精華学園(京都)と対戦。63-85で敗れはしたものの、「本気で日本一を目指してやってきた」という橘裕コーチの言葉を裏付けるように、第1シードの強豪相手にも最後まで全く引かない粘り強さが光った。
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インハイ4強の八雲学園敗退 U-18代表・薮未奈海の涙、エースの自負が生んだ「空回り」
2022.12.24バスケットボールの第75回全国高校選手権「SoftBank ウインターカップ2022」の女子2回戦が24日、東京体育館と大田区総合体育館の2会場で行われた。今夏のインターハイで4強入りを果たした八雲学園(東京)は岐阜女子(岐阜)に50-76で敗れ、2回戦で姿を消した。U-18日本代表にも選ばれた薮未奈海(3年)は、徹底したマークに苦しみ9得点に終わった。厳しいチェックを受ける中、「『自分がやらなきゃ』という気持ちが強く、空回りしてしまった。冷静な判断ができていなかった」と吐露。エースの責任感ゆえに、周囲が見えなくなってしまったことを悔いた。
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30得点も「負けたのは自分のせい」 先発唯一の3年生、龍谷富山・澤知央の涙に見た責任感
2022.12.24バスケットボールの第75回全国高校選手権「SoftBank ウインターカップ2022」が23日、東京体育館と大田区総合体育館の2会場で開幕した。女子1回戦では龍谷富山(富山)が小林(宮崎)に59-90で敗戦。スタメン唯一の3年生だったキャプテンの澤知央はチーム最多の30得点、16リバウンドの活躍も、「負けたのは大半が自分のせい」と、涙ながらにキャプテンとしての強い責任感を滲ませた。
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名門・桜花学園の福王伶奈に欠かせない趣味 読書は「5分でもいいから時間見つけて必ず」
2022.12.24バスケットボールの第75回全国高校選手権「SoftBank ウインターカップ2022」が23日、東京体育館と大田区総合体育館の2会場で開幕した。女子1回戦では大会3連覇中の桜花学園(愛知)が福島東稜(福島)を106-55で下し、4連覇に向け好スタートを切った。11得点を挙げた192センチの長身センター、福王伶奈(2年)は、自分と向き合うために毎日欠かさず読書の時間を設けているという。「仲間はみんな相手にしてくれない」と苦笑いしながら、「個人の趣味」がいかにプレーに役立っているか明かした。
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「日記を読むと、分かるんです」 箱根の号泣から1年、國學院大・平林清澄を支える秘密
2022.12.20生来の負けず嫌い。例えば、ちょっとしたスマートフォンゲームでも、負けそうになると消してしまい、二度とやらない。「(負けても)こんなに続いているのは陸上だけです」
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名門・新体操競技部4年生の最後の一日 「最高に楽しかった」集大成の踊り【#青春のアザーカット】
2022.12.10学校のこと、将来のこと、恋愛のこと……ただでさえ悩みが多い学生の毎日。青春時代はあっという間に過ぎてしまうのに、今でもコロナ禍の影響がそこかしこにくすぶっている。
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文武両道の“リケジョ”チアガール トレードマークの笑顔で元気伝える幸せ【#青春のアザーカット】
2022.11.16学校のこと、将来のこと、恋愛のこと……ただでさえ悩みが多い学生の毎日。青春時代はあっという間に過ぎてしまうのに、今でもコロナ禍の影響がそこかしこにくすぶっている。
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Jリーグ得点王佐藤寿人、高知の高校生に語った海外移籍話の葛藤「本当の喜びを感じられるか」
2022.11.05J1サンフレッチェ広島時代に3度のリーグ優勝と得点王&MVPを獲得し、日本代表FWとしても活躍した佐藤寿人さんが現役高校生たちと触れ合った。10月13日、高知・高知中学高等学校を訪問し、今冬の全国高校サッカー選手権出場を目指すサッカー部を直接指導。歴代最多の220得点(J1、J2合計)をマークしたゴールへのこだわりが詰まった練習メニューで、高校生たちに「自分を信じる力」の重要性を説いた。「サッカーは一人ではできない。個人にフォーカスしていきながら、多くの人と多くのことを積み上げていくことを大事にしてサッカーに向き合っていってほしいと思います」と高知中学高等学校と全国の高校生にエールを送った。
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夏の甲子園中止から2年 コロナに夢断たれた20歳発起人、1000人巻き込み目指す“開催”
2022.10.05“幻”となった甲子園球児の戦いを、2年越しに実現させるプロジェクトが動き始めている。武蔵野大に通う2年生・大武優斗さんは、新型コロナウイルスの影響で最後の夏を奪われた1人。2020年に各都道府県で行われた独自大会の優勝チームを集め、甲子園で試合を開催するべく奮闘している。
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新体操で育まれた“仲良し4姉妹”の絆 つくばで10年以上歩み、迎えた人生の交差点【#青春のアザーカット】
2022.10.04学校のこと、将来のこと、恋愛のこと……ただでさえ悩みが多い学生の毎日。その上、コロナ禍で“できないこと”が増え、心に広がるのは行き場のないモヤモヤばかり。そんな気持ちを忘れさせてくれるのは、スポーツや音楽・芸術・勉強など、自分の好きなことに熱中する時間だったりする。
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パフォーマンス甲子園を目指した行動派の書道ガール 荒井理紗子が夢の過程で気付いた魅力【#青春のアザーカット】
2022.09.06学校のこと、将来のこと、恋愛のこと……ただでさえ悩みが多い学生の毎日。その上、コロナ禍で“できないこと”が増え、心に広がるのは行き場のないモヤモヤばかり。そんな気持ちを忘れさせてくれるのは、スポーツや音楽・芸術・勉強など、自分の好きなことに熱中する時間だったりする。
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和歌山屈指の進学校から全国3度 坂下笑琉が確信、定期テストと柔道にある“比例関係”
2022.08.11柔道の全国高校総体(インターハイ)は5日間にわたって熱戦が繰り広げられ、10日に閉幕した。「THE ANSWER」は文武両道に励み、全国の大舞台に出場した選手たちをピックアップ。10日の個人戦・女子70キロ級には、近大和歌山から坂下笑琉(3年)が出場。和歌山屈指の進学校でハイレベルな学習に励みつつ、これまでに3度の全国大会出場を果たしている。部活と勉強の出来が“比例”するタイプ。両立がもらたすメリットや、継続の秘訣を聞いた。(取材・文=THE ANSWER編集部・宮内 宏哉)
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亡き母と叔父に感謝の全国V 朝5時から階段2000段登った川崎愛乃「恩返しできたかな」
2022.08.10柔道の全国高校総体(インターハイ)は10日、愛媛県武道館で最終日が行われた。個人戦の女子78キロ級では富士学苑(山梨)の川崎愛乃(3年)が優勝。女子団体戦との2冠を達成した。小学5年の時に母を亡くし、以来育ててくれた叔父も今年3月に他界。「いろんな人に助けられてここまで来られた」と、導いてくれた人たちへ感謝を語った。
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欠場した主将のために… 名伯楽率いる南浦和中学、2度目の全国大会出場に導いた“力”
2022.08.10第53回関東中学校サッカー大会が8月7~9日まで、山梨県の富士北麓公園陸上競技場などで開催され、さいたま市立南浦和中が3位となり、2019年以来2大会ぶり2度目の全国中学校大会出場を果たした(20年は新型コロナウイルス感染拡大で実施されず)。全国大会は8月18日から5日間、32校が参加して山形県内で開催される。