井岡ら輩出の名門・興国の“倒し屋” 藤原仁太が3連続RSCで8強「堤くんとやりたい」
全国高校総体(インターハイ)のボクシングは31日、宮崎市総合体育館で行われ、ライト級の3回戦では名門・興国(大阪)の藤原仁太(2年)が2回47秒RSC勝ち。3試合連続でのRSC勝ちで8強入り。V候補の堤麗斗(2年=千葉・習志野)に挑戦状をたたきつけた。
インターハイボクシング、ライト級・藤原が3連続RSC勝ちで準々決勝進出
全国高校総体(インターハイ)のボクシングは31日、宮崎市総合体育館で行われ、ライト級の3回戦では名門・興国(大阪)の藤原仁太(2年)が2回47秒RSC勝ち。3試合連続でのRSC勝ちで8強入り。V候補の堤麗斗(2年=千葉・習志野)に挑戦状をたたきつけた。
井岡一翔らを輩出した興国の“倒し屋”が、またRSCで勝った。2回47秒でレフェリーが試合を止め勝利。「攻め込める場面でもっと攻めないと。相打ちもあって、自分が倒されていてもおかしくありませんでした」と苦笑いで振り返ったが、ライト級での3戦連続のRSCは、8強入り選手の中でただ一人だ。
初めてのインターハイで躍動している。「拳一つで強くなりたい」と、小2でボクシングを始め、ジュニアの大会で経験を積んできた。「決勝で堤くんと対戦したい」と高校4冠目を目指す逸材との激突に意欲を燃やした。
興国からは井岡ら3人の世界チャンプが出ている。「インターハイで優勝して将来はオリンピックに出たいんです」と意気込む藤原。堤との対戦を実現させるまで、負けるわけにはいかない。
◇インターハイのボクシングは7月29日から8月3日まで熱戦が繰り広げられる。今大会は全国高体連公式インターハイ応援サイト「インハイTV」を展開。インターハイ全30競技の熱戦を無料で配信中。また、映像は試合終了後でもさかのぼって視聴でき、熱戦を振り返ることができる。
(THE ANSWER編集部・角野 敬介 / Keisuke Sumino)