[THE ANSWER] スポーツ文化・育成&総合ニュースサイト

【競泳】慶応の1年生・石田虎流、“高校野球流の笑顔”で銀「甲子園見て水泳にもいいなって」

全国高校総体(インターハイ)の競泳(日本ガイシアリーナ)第2日は18日、男子200メートル自由形決勝で慶応(神奈川)の1年生・石田虎流が1分50秒65で2位に入り、銀メダルを獲得した。

男子200メートル自由形で2位に入った石田虎流(1年=慶応)【写真:編集部】
男子200メートル自由形で2位に入った石田虎流(1年=慶応)【写真:編集部】

インターハイ男子200m自由形で堂々2位、入場から笑顔を絶やさなかった理由

 全国高校総体(インターハイ)の競泳(日本ガイシアリーナ)第2日は18日、男子200メートル自由形決勝で慶応(神奈川)の1年生・石田虎流が1分50秒65で2位に入り、銀メダルを獲得した。

 1年生がプールを沸かせた。予選トップで4レーンを泳いだ石田は、前半から積極的に飛び出し、150メートルまで先頭をキープ。しかし、ラスト50メートルで400メートルを制している3年生・吉田啓祐(日大豊山)に交わされ、0秒33差の2着。それでも、レース後は吉田と握手を交わし、終始笑顔だった。

「吉田さんに『150メートルを回って勝てると思いました?』って聞いたら『最初の50メートルで(勝てると)分かっていた』と返されて……。いやあ、一枚上手だなあって思いました。でも、日本選手権でも活躍したことがあるような選手と同じレースで戦えたことは、実りあるレースにもなりました」

 笑顔を忘れなかったのには理由がある。「甲子園を見ていたら、ランナーコーチも事あるごとに『笑顔、笑顔』って盛り上げていて、それなら水泳にも笑顔があってもいいなと。それを僕が実践しようと」。入場からレース後まで常に爽やかな笑みを絶やさなかった。母校の甲子園の活躍にも刺激を受け、「いい結果に結びついて良かったです」と安堵した。

1 2
W-ANS ACADEMY
ポカリスエット ゼリー|ポカリスエット公式サイト|大塚製薬
DAZN
スマートコーチは、専門コーチとネットでつながり、動画の送りあいで上達を目指す新しい形のオンラインレッスンプラットフォーム
THE ANSWER的「国際女性ウィーク」
N-FADP
#青春のアザーカット
One Rugby関連記事へ
THE ANSWER 取材記者・WEBアシスタント募集