[THE ANSWER] スポーツ文化・育成&総合ニュースサイト

決勝に導くスーパーセーブ炸裂 流経大柏、守護神・薄井が目指す「和製ノイアー」

通常のシュートよりもPKストップに自身「PKになった瞬間はやったと思った」

 薄井は小学生時代からPK戦で負けたのは1度だけで、通常のシュートストップよりもPKストップに自信がある。心の中で大ピンチを歓迎していたという。

「PKには自信があります。今までの試合で全然活躍できなかったし、昨日は自分の(ロングスローに対する処理の)ミスで失点したので、取り返そうと思っていました。でも、なかなか活躍する場面が来なくて、あのPKになったので、自信を持って飛びました。相手が蹴るまでニヤニヤしてしまうのが、なかなか止められなくて、正直に言って、PKになった瞬間は、やったと思いました」

 チーム内のPK練習ではそれほど止めない。「何度も練習をすると、蹴る(確率の高い)コースが先に分かってしまうので(逆に迷って)思うように跳べなくて、あまり止められません」と話す薄井は、緊迫感のある中での駆け引きを得意としている。

 この日は、審判からの注意で準備のルーティンを行えなかったというが、それでも「相手のキッカーの仕草を見て、こっちだなと思った」とシュートコースを見事に読み切った。

1 2 3
W-ANS ACADEMY
ポカリスエット ゼリー|ポカリスエット公式サイト|大塚製薬
DAZN
スマートコーチは、専門コーチとネットでつながり、動画の送りあいで上達を目指す新しい形のオンラインレッスンプラットフォーム
THE ANSWER的「国際女性ウィーク」
N-FADP
#青春のアザーカット
One Rugby関連記事へ
THE ANSWER 取材記者・WEBアシスタント募集