最速152kmドラ1候補が急遽…背番号「5」になった理由 準備は10日間「1つのチャンスと…」――山梨学院・菰田陽生

慣れないポジションも前向き「背番号5としての役割があると思う」
慣れないポジションでも甘えはない。名将・吉田洸二監督の期待を受け、託されたホットコーナー。「最初はびっくりしたけど、1つのチャンスだと思っている。背番号5としての役割があると思う。今後もサードができるなら、サードもやりたい」と前向きにとらえている。
この日はドジャースの大谷翔平投手がリーグ最優秀選手賞(MVP)を受賞。二刀流と呼ばれる菰田も「目標とする存在」と憧れる。ただ、目指すは高校日本一。今夏は背番号1をつけ、最速152キロの剛腕で甲子園4強に導いたが、準決勝の沖縄尚学戦で肘の痛みを感じて初回に降板。チームも敗れて悔し涙を流した。
「今の自分の目標は夏の甲子園。今年の夏は悔しい思いをして負けてしまったので、自分たちの夏で取り返せるような高校野球を過ごしたい」
冷え込む晩秋の神宮から、すでに灼熱の聖地を見据える。次戦は16日の九州国際大付(九州)戦。「しっかりと準備をして、良い形で勝てるように頑張りたい」。高校最後の夏へ向けた戦いは始まっている。
(THE ANSWER編集部・山野邊 佳穂 / Kaho Yamanobe)
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