高2で日本一達成した180cm123kgの大器 父の手作りピットで練習、メニューは自己流で進化「自分でやることが楽しい」――厚真・大垣尊良

1食3キロの食トレ「自分は食べるのが苦じゃない」
身長180センチ、体重123キロと恵まれた体格を誇る。好きな食べ物はピザ。母の手作り料理で大きくなった。中学2年で90キロに到達し、3年時には115キロまで増量。食事トレーニングに苦労する選手もいる中で「自分は食べるのが苦じゃない」と頼もしい。肉中心で、昼は給食が出る学校に大きなおにぎりを3個持参する。1食3キロを目安に3食しっかり食べ、パワーを生み出している。
円盤投げ、ハンマー投げも含め、3種目に出場した今大会。砲丸投げで優勝も、円盤投げは11位(40メートル29)、ハンマー投げは予選敗退(50メートル01)。「3種目とも目標としていた記録に届かなかったので満足はできない」と笑顔はない。目指す場所が高い証だ。「今年中に砲丸で日本記録(19メートル09)を出して、円盤も55メートル、ハンマーも60メートルに近づきたい」と目標を明かす。
「地道にコツコツ努力すれば、結果がついてくるところが面白い」
陸上の魅力を知っている。だから今日もピットに立ち続ける。
(THE ANSWER編集部・山野邊 佳穂 / Kaho Yamanobe)
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