二松学舎大付、サヨナラ決勝進出の裏にOB鈴木誠也の存在「誠也さんもチームを第一に」
鈴木誠也から刺激の岩崎「アメリカという慣れない地で…」
海の向こうのOBから刺激を受けている。今季からカブスに移籍した鈴木誠也は、早くもナ・リーグの週間MVPに選出されるなど活躍中。市原監督からも鈴木の高校時代の話をよく教えられている岩崎は、打撃フォームも鈴木が教材。低いライナーを打つイメージを持ち、徹底してトップの位置を高く持つよう心がけている。
「誠也さんはアメリカという慣れない地で、チームのことを第一に考えてやっている。自分よりチームの勝ちを優先してやっているからこそああいう結果が出ていると思う」
センバツ出場したチームだが、新型コロナウイルスの陽性者が出た影響もあり、今大会の初戦・実践学園戦はコールド負け寸前から18-10で逆転勝利。ヒヤヒヤの滑り出しから、決勝まで勝ち進んできた。市原監督は「初戦の苦しみを乗り越えたのが財産になっている。(決勝は)気後れしないように、気迫では負けないように」と力を込めた。
(THE ANSWER編集部・宮内 宏哉 / Hiroya Miyauchi)