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耳を疑った“緊急コンバート”から決勝点 矢板中央・小川がFWで途中起用された理由

第99回全国高校サッカー選手権は5日、首都圏2会場で準々決勝が行われ、駒沢陸上競技場では4年連続11度目の出場となった矢板中央(栃木)が富山第一(富山)に2-0で勝利。2年連続の4強入りを決めた。決勝点を奪ったのは、本職は左SHながらFWで途中起用された小川心(3年)。高橋健二監督が決断した“緊急コンバート”で結果を残した小川は「出されたからには点を決めると思っていた」と胸を張った。

決勝点を奪いガッツポーズする矢板中央・小川(右から2人目)【写真:城福達也】
決勝点を奪いガッツポーズする矢板中央・小川(右から2人目)【写真:城福達也】

高校サッカー選手権、矢板中央は富山第一を下して準決勝進出

 第99回全国高校サッカー選手権は5日、首都圏2会場で準々決勝が行われ、駒沢陸上競技場では4年連続11度目の出場となった矢板中央(栃木)が富山第一(富山)に2-0で勝利。2年連続の4強入りを決めた。決勝点を奪ったのは、本職は左SHながらFWで途中起用された小川心(3年)。高橋健二監督が決断した“緊急コンバート”で結果を残した小川は「出されたからには点を決めると思っていた」と胸を張った。

 背番号8は一瞬、耳を疑った。前半終了間際、小川は交代出場のため高橋監督に呼ばれた。かけられた言葉は「FWで行くぞ、点を取ってこい」。左SHで途中出場することがほとんどだっただけに、驚いたがすぐに気持ちを切り替えた。「出されたからには点を決めると思っていた。ちょっと燃えました」。後半9分に左足で得点。見事に指揮官の期待に応えた。

 大一番で、小川をFWで起用した理由はなんなのか。高橋監督は試合後のオンライン会見でその意図を明かした。連戦の影響で足が止まり、劣勢が続いたゲーム展開の「活性化を図ろう」としたという。

「(小川は)ドリブルも得意だし、アイデアを持っているドリブラー。今日はFWが跳ね返されていたので、前半劣勢で流れを変えるためにコンバートして使った。いい飛び出しの中から点を決めてくれた。FWの方がいいのかなというくらい結果を出してくれた」

 FWで起用されることが全くなかったわけではないが、本職とは違うポジションで大仕事をやってのけた小川。得点後はガッツポーズも飛び出した。「何も考えられず、ドリブルとかも感覚でやっていた。気付いたらゴールが決まっていたという感じ。ガッツポーズは嬉しくて出ちゃいました」。9日の準決勝では青森山田と対戦。小川が生んだ勢いに乗り、矢板中央が初の決勝進出を狙う。

(THE ANSWER編集部)

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