厳格なエテリ氏、五輪女子フリー後に語った意外な冗談 教え子「彼女の強さがここに」
先月20日に閉幕した北京五輪。フィギュアスケート女子シングルでは金メダルにアンナ・シェルバコワ、銀メダルにアレクサンドラ・トルソワのROC(ロシア・オリンピック委員会)勢が輝いた。両者を指導するのはエテリ・トゥトベリーゼ氏。厳格な指導でも知られるが、教え子の男子選手は女子フリー後にエテリ氏と交わした会話を紹介しながら、“鉄の女”の強さに触れた。ロシアメディアが伝えている。
男子シングル10位のクヴィテラシビリが母国メディアに明かす
先月20日に閉幕した北京五輪。フィギュアスケート女子シングルでは金メダルにアンナ・シェルバコワ、銀メダルにアレクサンドラ・トルソワのROC(ロシア・オリンピック委員会)勢が輝いた。両者を指導するのはエテリ・トゥトベリーゼ氏。厳格な指導でも知られるが、教え子の男子選手は女子フリー後にエテリ氏と交わした会話を紹介しながら、“鉄の女”の強さに触れた。ロシアメディアが伝えている。
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同国メディア「マッチTV」のインタビューを受けたのはモリシ・クヴィテラシビリ(ジョージア)。エテリ組の26歳は男子シングルに出場し、10位だった。クヴィテラシビリはその後の女子フリーも会場で観戦。その時の心境をこう話している。
「私はカミラ(ワリエワ)のことが、とても痛々しくて悔しかった。それでいて全て上手くいったアーニャ(シェルバコワ)とサーシャ(トルソワ)のことがとても嬉しかった」
ドーピング騒動の渦中にあった15歳ワリエワはミスが相次ぎ表彰台を逃したが、金メダルのシェルバコワ、銀メダルのトルソワは好演。同門の3人の姿を見たクヴィテラシビリは、様々な感情が合わさって涙が出てしまった。その直後、トゥトベリーゼ氏に会いに行くと、意外な冗談を言われたという。