五輪王者チェンはいかに平昌の悪夢を払拭したか「勝つために来た、との考えをやめた」
金メダルに繋がった北京五輪直前のエピソードとは
考え方が変わるまでには2ステップあったそうで、1つ目は仲間や他のスケーター、コーチ、振付師、メンタルコーチに頼ったこと。2つ目は北京五輪直前のふとした風景が要因だったと紹介されている。
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「彼が(北京五輪の)会場に向かうバスでの出来事。これから人生最大のイベントを迎えるところだったが、窓の外を見ると、通勤途中の人たちの姿があった」
バスの中でチェンは「勝っても負けてもこの世界は回り続けているんだな」と考えたという。記事では「(チェンは)そこで何が大切かを学んだ。表彰台を狙うことよりも、戦う機会を与えられたことや他のスケーターへの感謝や敬意を持つことを優先させた」としている。
4年前の悪夢を払拭し、見事金メダルを獲得した。チェンは「4年間で学んだことは未来を見すぎないこと。いまを大切にするんです」とも語っている。
(THE ANSWER編集部)