羽生結弦は「日本的な詩を氷に描いた」 フリーから2週間、スペイン紙から止まぬ称賛
北京五輪フィギュアスケート男子シングルで4位となった羽生結弦(ANA)の舞いは演技から2週間が経ってもなお称賛が止むことがない。サッカー大国で知られるスペイン紙ではフリー「天と地と」を評価。「詩を氷上に描いた」などと称賛している。
羽生結弦をスペイン紙「マルカ」が称賛
北京五輪フィギュアスケート男子シングルで4位となった羽生結弦(ANA)の舞いは演技から2週間が経ってもなお称賛が止むことがない。サッカー大国で知られるスペイン紙ではフリー「天と地と」を評価。「詩を氷上に描いた」などと称賛している。
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「天と地と」に乗せ、挑んだフリー。深々と礼をしてリンクに入った羽生は、注目の4回転アクセルに冒頭で挑戦した。高さのあるジャンプだったが、惜しくも転倒。続く4回転サルコウも転倒したものの、3回転アクセル―3回転トウループ、3回転フリップは綺麗に決めた。後半の4回転トウループ―3回転トウループを成功させ、会場を惹き込んだ。
その演技を称賛したのが、サッカーファンにはお馴染みのスペイン紙「マルカ」、そのメキシコ版「マルカ・クラロ」だ。「ドノバン・カリージョ、カミラ・ワリエワ、ユヅル・ハニュウと、2022年北京五輪フィギュア最高のルーティン」との見出しで記事を掲載。「ユヅル・ハニュウは氷上で自らの詩をしたためる」と評価した。
4回転アクセルは転倒したものの、世界初認定の快挙。記事では「イサオ・トミタの天と地との調べに合わせて、フィギュアスケーターは日本的な詩を氷上に描いた。そこでは天に届きそうな3回転ジャンプと4回転ジャンプで彩りを添えた」と称賛。高度な芸術性に加えて、高いジャンプにも脚光を浴びせ、羽生の影響力を伺わせた。
(THE ANSWER編集部)