シェルバコワ、トルソワ、ワリエラら五輪出場の教え子にメッセージ

　北京五輪でフィギュアスケート女子シングル金メダルを獲得したアンナ・シェルバコワ（ロシア）らのコーチ、エテリ・トゥトベリーゼ氏が大会終了後初めてインスタグラムを更新。15歳カミラ・ワリエワがドーピング違反で騒動となり、女子フリーの演技後に叱責するような言葉を投げかけたことなど指導法に批判が相次いだが、教え子に対してメッセージを送っている。

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　トゥトベリーゼ氏は20日にインスタグラムを更新。ワリエワら教え子と笑顔の写真を掲載し、「我々の生活において、とても難しい五輪のサイクルが終わりました。おそらく少し結果を分析し総括することができます」と今大会出場した選手に向けてメッセージを記した。

　金メダルに届かず、競技後は号泣していた銀メダルのアレクサンドラ・トルソワに対しては「フリーで5本の4回転を跳び、不可能を可能にすることができるとすべての人に証明し、もう一度、女子フィギュアについてのステレオタイプを壊しました。それが割にあったかどうかは長い議論になりますが、不撓不屈さは尊敬に値します。アレクサンドラはガガーリンのように我々を宇宙に連れて行きます」と称えた。

　そして、金メダルを獲得したシェルバコワについて「五輪チャンピオン。このステータスは一生ものです。アンナのスポーツ人生は簡単ではありません。多くの試練がそこにありましたが、この少女の、自分が持っているものより多くのものを捧げることができる能力は、彼女を現代における最も肩書のあるスケーターの一人であることを可能にしています」と競技に対する犠牲心に敬意を払った。