カーリング日本「今世紀最大のサプライズ」 敗退覚悟から一転 涙、涙、涙、涙の逆転4強
北京五輪は17日、カーリング女子1次リーグが行われ、日本代表(ロコ・ソラーレ)はスイスと対戦。4-8で敗れ、通算5勝4敗となった。同時刻に行われていた試合で韓国がスウェーデンに敗れたため、日本の4位が確定。18日の準決勝進出が決まった。試合後は敗退を覚悟していた4人だったが、4強入りを知らされると歓喜の涙。「今世紀最大くらいのサプライズ」と喜びを語った。
北京五輪・カーリング女子1次リーグ
北京五輪は17日、カーリング女子1次リーグが行われ、日本代表(ロコ・ソラーレ)はスイスと対戦。4-8で敗れ、通算5勝4敗となった。同時刻に行われていた試合で韓国がスウェーデンに敗れたため、日本の4位が確定。18日の準決勝進出が決まった。試合後は敗退を覚悟していた4人だったが、4強入りを知らされると歓喜の涙。「今世紀最大くらいのサプライズ」と喜びを語った。
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前日の米国戦を10-7で制した日本。この日の対戦相手は2021年世界選手権の優勝チーム・スイスだった。勝利すれば自力での4強入りが決まる大一番。日本は第2エンド(E)に2点を奪って2-1と逆転するも、その後は失点を重ね、前半を2-5で折り返した。
ゼリー飲料などで栄養補給して迎えた後半。第7Eで2点を返したものの、第9Eに3点を奪われるビッグエンドとされてしまう。最終Eは最後まで投球することなくコンシード(相手の勝利を認めること)。スキップの藤澤は涙を流した。
ただ、同時刻に行われていた韓国―スウェーデン戦で、韓国が4-8で敗れたため日本の4位が確定。準決勝進出が決まった。試合後のインタビューでは、敗退を覚悟していたかのような4人。進出が決まったことを知らされた後のインタビューでは、全員が目に涙を浮かべた。
リードの吉田夕は「正直あまりLSDの結果が良くないと思っていた。まだ戦うチャンスがあるのは凄く嬉しい」と語り、鈴木は「今世紀最大くらいのサプライズで驚いている。終わったと思っていたので、神様が与えてくれたチャンス。私たちらしさ120%で行きたい」と喜んだ。
吉田知は涙について問われ「驚きの涙と自分のふがいなさ、情けなさ、悔しさ。次の試合は全部捨てて、前向きな気持ちで戦えるだけで幸せ」と声を震わせた。藤澤は「正直まだよくわからないです……ちょっと時間下さい」と泣き笑い。「チャンスを与えてもらえたのはスウェーデンのおかげなので、4年前と一緒。成長してないなと思ったり。泣いても笑っても2試合。気持ちの整理がまだできてないが頑張る」と語った。
前回の平昌五輪では準決勝の韓国戦に敗れ、3位決定戦で英国に勝利。銅メダルを獲得した。2大会連続のメダルがかかる。
(THE ANSWER編集部)