坂本花織へ独特の賛辞 高橋大輔・宮原知子も担当の名振付師「自由とはカオリのこと」
北京五輪は17日、フィギュアスケートの女子フリーが行われる。15日のショートプログラム(SP)で自己ベスト79.84点を記録した坂本花織(シスメックス)はメダル圏内の3位。ROC(ロシア・オリンピック委員会)勢に割って入った。坂本の振付師を務めるブノワ・リショー氏(フランス)は、独特の表現で賛辞を送っている。
北京五輪・女子SPで3位の坂本、今夜勝負のフリー
北京五輪は17日、フィギュアスケートの女子フリーが行われる。15日のショートプログラム(SP)で自己ベスト79.84点を記録した坂本花織(シスメックス)はメダル圏内の3位。ROC(ロシア・オリンピック委員会)勢に割って入った。坂本の振付師を務めるブノワ・リショー氏(フランス)は、独特の表現で賛辞を送っている。
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SPは大トリを務めた坂本。冒頭の2回転アクセルからジャンプは全て成功し、大きなミスなく滑りきった。やりきった表情を浮かべたフィニッシュ後、リンクを離れる際には涙を流した。ドーピング騒動に揺れた1位ワリエワ、2位シェルバコワに次ぐ3位。日本女子では3大会ぶりのメダルを懸け、17日のフリーに臨む。
坂本のほか、高橋大輔や宮原知子らも担当してきた名振付師のブショー氏は、自身のツイッターで賛辞を送った。練習で滑る坂本を間近に撮影した映像を公開し、演技を「フリーダム(自由)」と評価している。
「ありがとう、カオリ。魅惑的なショートプログラムだった。あなたの3分間により、私は現実から切り離されて、私に自由を与えてくれました。フリーダムは魂の酸素です。フリーダムとはカオリ・サカモトのことです」
今日17日のフリーで、坂本は最終組の22時33分に登場。団体戦に続く、今大会2個目のメダル獲得に期待が高まる。
(THE ANSWER編集部)