樋口新葉、浅田真央以来の日本人3回転半成功 海外選手ら称賛「これぞ私のワカバよ!!」
北京五輪は15日、フィギュアスケート女子ショートプログラム(SP)が行われ、樋口新葉(明大/ノエビア)が五輪史上女子5人目となる3回転アクセルを成功させた。
北京五輪女子SPで日本人では伊藤みどり、浅田真央以来の3回転アクセル成功
北京五輪は15日、フィギュアスケート女子ショートプログラム(SP)が行われ、樋口新葉(明大/ノエビア)が五輪史上女子5人目となる3回転アクセルを成功させた。
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初出場の五輪で樋口が快挙をやってのけた。演技冒頭、前向きに踏み切り、3回転アクセルに着氷。これは1992年アルベールビル五輪の伊藤みどり、2010年バンクーバー五輪の浅田真央、2018年平昌五輪の長洲未来(米国)、そして今大会の団体戦で決めたカミラ・ワリエワ(ROC)に続く快挙。日本人では過去2人しか達成していない。
海外のメディア、スケーターもツイッター上で早速反応。米人気コメンテーター、ニック・マクカーベル氏は「ヒグチ・ワカバが五輪で3回転アクセル決めた! Wow これは凄かったぞ。彼女にとって素晴らしい瞬間。五輪史上5人目の女子成功者だ」と報じた。
米名物フィギュア記者のジャッキー・ウォン氏も「これこそ、五輪デビューのし方だ! 全ポイントを彼女にあげなさい」、海外フィギュア専門サイト「エニシング・ゴーズ」は「ワカバが五輪で3A!!!」と驚きの声を上げた。
さらに、かねてから樋口好きを公言している2014年ソチ五輪団体銅メダルのアシュリー・ワグナー(米国)は「これぞ、私のワカバよ!!!」と熱烈に称賛。カナダの北京五輪ペア代表カーステン・ムーア・タワーズも「ワカバ!!!」と叫び、泣き顔の絵文字3つを添えた。
以降2本のジャンプも大きなミスなくまとめ、73.51点で暫定首位に立った樋口。インパクトを与える五輪デビューとなった。
(THE ANSWER編集部)