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15歳ワリエワ、首位発進に海外意見様々「出場すべきでない」「コーチ陣から離すべき」

北京五輪は15日、フィギュアスケートの女子ショートプログラム(SP)が行われ、15歳カミラ・ワリエワ(ROC)は82.16点、1位発進した。昨年12月のドーピング検査で陽性反応を示していたが、スポーツ仲裁裁判所(CAS)が今大会の出場継続を認めて演技。世界的に物議と混乱を呼んでいた中、金メダル最有力候補が滑り切った。海外記者からは様々な反応が上がっている。

フィギュアスケート女子SPを滑り終え、涙を拭うカミラ・ワリエワ【写真:AP】
フィギュアスケート女子SPを滑り終え、涙を拭うカミラ・ワリエワ【写真:AP】

北京五輪フィギュアスケート女子SP

 北京五輪は15日、フィギュアスケートの女子ショートプログラム(SP)が行われ、15歳カミラ・ワリエワ(ROC)は82.16点、1位発進した。昨年12月のドーピング検査で陽性反応を示していたが、スポーツ仲裁裁判所(CAS)が今大会の出場継続を認めて演技。世界的に物議と混乱を呼んでいた中、金メダル最有力候補が滑り切った。海外記者からは様々な反応が上がっている。

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 淡い紫の衣装でリンクに現れたワリエワは、冒頭の3回転アクセルは着氷が乱れたが、続く3回転フリップは決めた。両手を上げて着氷。コンビネーションスピンを挟み、後半に高難度の3回転ルッツー3回転トウループを決めると拍手を浴びた。ジャンプだけではなく、ステップ、スピンも高い技術を披露。滑り終えると感極まり、涙を拭った。

 演技後、海外メディアはツイッターで続々と速報。米紙「USAトゥデー」のコラムニスト、クリスティン・ブレナン氏は「カミラ・ワリエワが3回転アクセルで大きなミス。そして全体的に安定しないパフォーマンスだった。最後には氷上を去る際に涙も。それでも首位。もちろん、彼女は出場するべきではなかった」とつづった。

 ルーマニアのフロレンティナ・トーン記者が展開するスケート専門メディア「インサイド・スケーティング」公式ツイッターは、「私たちが言いたいことは、この才能あふれるスケーターを現在のコーチ陣から離すべきということ」と投稿。「彼女をケアし、最初から始め直すチャンスを与えること。彼女は信じられないほどの才能に恵まれているのだから」と記した。

 英衛星放送局「スカイ・ニュース」のトム・パーメンター氏は「カミラ・ワリエワが良い得点で首位に。彼女の才能を否定するわけではないが、彼女の以前に比べれば完璧ではない」と演技内容に触れた。

 アンナ・シェルバコワ(ROC)が80.20点の2位、坂本花織は自己ベスト79.84点の3位と好発進した。アレクサンドラ・トルソワ(ROC)は74.60点の4位。樋口新葉は73.51点の5位、河辺愛菜62.69点の15位とした。

(THE ANSWER編集部)

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