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日本男子フィギュアはなぜ強い? 中国メディアが「後継者も強くなる」と指摘する背景

北京五輪は10日、フィギュアスケートの男子フリーが行われ、日本勢は18歳の鍵山優真が銀メダル、宇野昌磨が銅メダルを獲得。3連覇を目指した羽生結弦は4位と、上位に3人が並んだ。中国メディアは、好成績を収めた日本のフィギュア男子に注目。「なぜこんなに強い?」と記事を掲載している。

宇野昌磨(左)と鍵山優真【写真:AP】
宇野昌磨(左)と鍵山優真【写真:AP】

北京五輪、日本男子は2大会連続のW表彰台

 北京五輪は10日、フィギュアスケートの男子フリーが行われ、日本勢は18歳の鍵山優真が銀メダル、宇野昌磨が銅メダルを獲得。3連覇を目指した羽生結弦は4位と、上位に3人が並んだ。中国メディアは、好成績を収めた日本のフィギュア男子に注目。「なぜこんなに強い?」と記事を掲載している。

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 中国ネットメディア「上観新聞」は「羽生の後継者もすでに上位進出 中国の元フィギュア選手もファンに 日本はなぜこんなに強い?」との見出しで記事を掲載。羽生を「フィギュアの王子」と表現したほか、「3名の日本選手が一度に上位を占め、休憩室で同時にカメラの枠に収まったのを見ても、日本のフィギュアスケートがどれだけ強いのかが伺えよう」と伝えた。

 同メディアは「鍵山のように優れた選手が次々と生まれるのは、日本国内の人材育成体系ゆえだ。日本には整った訓練体系があり、多くのクラブがある。青少年がクラブでコーチをみつけて練習をするが、それで勉強が遅れることはなく、日本の親たちは趣味として子どもにフィギュアスケートをさせようとする。登録される選手が多くなれば、後継者も次第に強くなる」と、日本の強さの背景を分析した。

 日本の団体が、子供たちに優れた技術を伝えたり、モチベーションを高める機会を用意していることにも記事では指摘し「日本はフィギュアスケート強国と言えるだろう。参加する人が多く、普及度は高く、特に個人種目でその優位性は著しい」と評価した。

 また「羽生結弦の出現は、日本男子を世界のトップレベルに導いた。それはフィギュアスケートの日本の民間での普及にも強く働いて、次々と、絶えることなく、若いトップレベルの選手が世界の試合の場に出現している」と、羽生の存在の大きさにも言及していた。

(THE ANSWER編集部)

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