羽生結弦、180度囲まれた報道陣に小さな心配り 海外記者が感謝「大変助けてもらった」
北京五輪は10日、フィギュアスケートの男子フリーが行われ、羽生結弦(ANA)は4位だった。4回転アクセルに挑戦し、転倒したものの、採点表上ではISU公認大会で初めて認定された。演技後は各国の報道陣に180度囲まれたが、羽生がその中でふと見せた気遣いについて海外記者は「彼に助けてもらった」と伝えている。
北京五輪、試合後のミックスゾーンで生まれた光景とは
北京五輪は10日、フィギュアスケートの男子フリーが行われ、羽生結弦(ANA)は4位だった。4回転アクセルに挑戦し、転倒したものの、採点表上ではISU公認大会で初めて認定された。演技後は各国の報道陣に180度囲まれたが、羽生がその中でふと見せた気遣いについて海外記者は「彼に助けてもらった」と伝えている。
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挑戦を終え、ミックスゾーンで報道陣に囲まれた羽生。仕切りで羽生と記者らの間には一定の距離が保たれているため、録音する多数のスマートフォンやレコーダーが羽生の前のテーブルに置かれていた。
豪紙「シドニー・モーニング・ヘラルド」のアジア特派員、エリク・バグショー氏は、自身のツイッターで写真と共に現場の様子をレポート。「ハニュウがいるときのミックスゾーンは多くの群衆がいた」「列の外にいたレポーターに関しては双眼鏡を使ってハニュウを見ようとしていた」などと伝えたほか、羽生のささやかな気遣いにも注目していた。
目の前に置かれた報道陣の録音機器が乗ったトレーを、羽生は手に取って返却していたのだった。係員が間にいるため返却は任せても良かったが、演技後の疲労もある中で自ら返そうとした羽生に「スマホとレコーダートレーの件で彼には大変助けてもらった」とバグショー氏は感謝していた。
(THE ANSWER編集部)