コロナ陽性で五輪辞退のコリヤダに国内落胆 メディア「悲劇だ」元世界女王「惨事です」
銅メダル争いの期待を込めていた露メディア「個人戦のメダル機会を失った」
「18歳のモザリョフ、コンドラチュク、セメネンコだ。彼らには五輪の出場経験はなく世界選手権の出場も3人合わせて1度しかない。たとえコリヤダがいつもプログラムをやり切るわけではなく、時々重大な場面で失敗していたとしても、それでもやはり彼はそれとともに多くのものを目指して戦うことができた優れたコンテンツを持っていた。多くの人にとって彼の状況はショックだ。彼自身にとってのように」
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ロシアメディア「マッチTV」は「ロシアは五輪でコリヤダを失った。それは我々の北京でのチャンスにとって何を意味するのか?」とのタイトルでコリヤダ不在の影響を検証。「男子シングル個人戦のメダルのチャンスを失った」とし、羽生結弦とネイサン・チェンに続く銅メダル争いに加わる期待を受けていたことを紹介した。
また、ロシアメディア「championat.com」は元世界女王のブッテルスカヤ氏が「ミーシャ・コリヤダにとって、もちろん、五輪出場の機会を逸したことは惨事です」と語ったことを伝えている。
一方で「しかし、我々ロシア代表のリーダーは――ロシア選手権と欧州選手権で優勝したマルク・コンドラチュクです。コリヤダが元気だったとしても、彼が1番手で五輪に行っていたでしょう」とし、最注目は18歳のコンドラチュクだった様子。「ミハイルは我々ロシア代表の誇りです、彼はとても才能のあるスケーターです」としながら、「でも彼にはリーダーにあるべき安定性がありません」と課題も指摘していた。
実力とは関係ない新型コロナウイルス陽性による欠場。その姿が北京で見られないことは残念でならない。
(THE ANSWER編集部)