アイルランドを狂わせた日本のたった一つのプレー 廣瀬俊朗「相手の強み見事消した」
途中出場のリーチが残したインパクト「選手を安心させた」
途中出場の選手もいいインパクトを残しました。リーチ選手が入って、プレーで存在感を見せてくれた。タイトでいいタックルもしていましたね。やはりプレーに安心感がある。素晴らしかったです。選手を安心させました。
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決勝トライの福岡選手も、急遽リザーブに入った形で、怪我明けで怖いところもあったと思います。トライのシーンはおまけですが、大きかったのは(後半37分の)インターセプトのシーン。中村選手と一緒に上がって、敵陣5メートルまで一気にゲイン。本当に大きいプレー。あれで勝負が決しました。
本人も話していましたが、まだ100パーセントではないでしょう。トップスピードにはもう少しという印象でした。次はもっとよくなるでしょう。
2勝しましたが、決勝トーナメントについてまだ考えるのは早い。まだ考えなくていい。ですが大きなインパクトを与えたのは間違いありません。ホームのファンの前で勝てたのは素晴らしいことですし、前回の南アフリカ戦は初戦で、相手の(日本に対する)準備やコンディションは完璧ではありませんでした。
アイルランドも、SOジョニー・セクストン(2018年の世界最優秀選手)がいない影響は、経験値という面ではあったと思いますが、日本戦へ向けて準備は万端だったはずです。
次のサモア戦が大事です。アイルランドと同様にチャレンジできるかどうか。サモアも個人の能力は強い。前半からいい集中力を持って、サモアに対するチャレンジを楽しんでほしい。そんな姿を応援したいです。
(THE ANSWER編集部)