あの川内優輝を抜き去った異色の女子ランナー「男子をバンバン抜いて…」 世界陸上で推す24歳

佐藤に期待するリベンジ「強くなっていると思います」
佐藤は23年ブダペスト世界選手権の女子マラソンで20位。今年の名古屋ウィメンズで2時間20分59秒の自己ベストをマークし、2大会連続で大舞台に立つ。
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「ブダペストで悔しい思いをして強くなっていると思います。リベンジしてほしいです」と言う川内は、23年大阪国際でペースメーカーとして引っ張った経験がある。
佐藤は第1集団につかず、川内らが牽引する第2集団についた。「第2集団を選んだのは、後半に上げていこうというプランだったと思うのですが、失速してしまったんですよね」と川内。このレース、佐藤は優勝した松田瑞生から約4分遅れの2時間24分47秒で6位に終わっている。
勝負重視の世界選手権では前半スローペースで流れる可能性が高い。川内は「(大阪国際で)後半に上げていくレースができなかったのは気になります」とする一方で、「ここを克服できていればブダペストのリベンジの可能性はありますよ」と続けた。
世界選手権での日本女子の入賞は19年ドーハ大会7位の谷本観月が最後。表彰台は13年モスクワ大会銅メダルの福士加代子以来、遠ざかっている。
91年の東京大会では山下佐知子が銀メダルを獲得し、有森裕子が4位に入った。34年前に匹敵するような熱いレースに期待が懸かる。
(THE ANSWER編集部・杉本 亮輔 / Ryosuke Sugimoto)
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