意外と知らないフィギュア観戦ルール 選手たちが驚くのは「日本人のマナーの良さ」
選手がもらうプレゼント、なかには珍しい物も…
フィギュア選手とファンの存在でいえば、特徴的なものがプレゼント。客席から花やぬいぐるみを投げ入れる光景は、コロナ禍以前はお馴染みだった。実は、競技会場で選手宛のプレゼントを受け付けていることが多い。
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「お花は可能な限り持って帰り、家で母が生けて飾ってくれました。プレゼントは仕分けして食べ物やグッズなど種類を分け、持って帰るのですが、ありがたいことにいろんな物を頂きました。疲れを取ってくださいということでバスグッズや、髪飾りをいただいたり、男子選手は汗をかいて得点発表を待つキスアンドクライで目立つこともあるので、タオルをいただいたりすることが多かったそうです」
なかには珍しい物もある。
「プログラムに使ってほしい曲や自分で作った曲をCDでいただいたこともあります。素敵だなと思ったのは『シンデレラ』という曲を使ったプログラムでいただいたもの。夜の12時にシンデレラの魔法が解けるストーリーですが、その魔法が解けないように12時の4分前で針が止めてある時計をプレゼントしてもらい、今も家に飾ってあります」
女性ファンが多いフィギュアスケートだが、応援の想いがこもったプレゼントは男女問わず、選手からするとうれしいもの。「いただけるだけで凄く嬉しかったです。ジュニアのグランプリ(GP)シリーズに出始めた頃に初めてファンレターをいただいたことは今も忘れられません」。フィギュアスケートという競技を作っているのは選手だけじゃない。ファンも、だ。
(THE ANSWER編集部)