カーリング、実は体力が必要なワケ 五輪で勝敗を分ける「余力」の有無
3時間に及ぶ長期戦、五輪は連戦で重圧も大きく…
では、要求されるのは技術の高さなのに、何故、体力の強化が必要なのか。それは、長時間、安定した試技を続けるには、基礎体力が絶対的に必要だからです。
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カーリングの試合時間は3時間。当然、後半になるほど疲労し、体力が落ちてきます。体力が落ちると、それに引きずられるように集中力も落ちていき、結果、100点満点の技を出せなくなります。しかも、オリンピックや世界選手権のような大きな大会では、連戦となり、プレッシャーも大きい。肉体的疲労は蓄積する一方なので、パフォーマンスが低下するリスクも高くなります。
実際、フィジカルトレーニングをハードにやった翌日は疲労が抜け切れないため、技術練習でのプレーの精度は少し下がります。一見、フィジカル面の強さはさほど影響がないように見えるカーリングですが、「余力」の有無は勝敗を左右する重要なファクターなのです。
<バズーカ岡田氏、新著が話題>
骨格筋評論家・バズーカ岡田氏が指南する体作りのアンサー『つけたいところに最速で筋肉をつける技術』が好評を博している。
筋トレは、同じように動作しているつもりでも成果は0にも100にもなる。少しの知識と技術が足りないだけで、時間も労力も無駄になってしまう。本書は、解剖学、筋生理学、理学療法などを学び、実践の場ではトップアスリートから高齢者までを指導した著者が、筋トレをする人が知っておかないと損をする情報をまとめた一冊。わかりにくい動作を動画で確認するためのQRコード付き。
第1章 最速で体を変えるには技術が必要だった
第2章 最速で筋肉を「盛る」技術
第3章 知っておきたい筋肉の基本
第4章 最速で体脂肪を「削る」技術
『つけたいところに最速で筋肉をつける技術』/サンマーク出版
1300円+税 ISBN-10: 4-7631-3622-4 ISBN-13: 978-4-7631-3622-0
(長島 恭子 / Kyoko Nagashima)