アジア杯4強敗退→米国に帰った韓国監督に怒りの声 国内で高まる更迭論「言葉より行動が重要」【サッカーアジア杯】
サッカー韓国代表のユルゲン・クリンスマン監督の更迭を求める声が、日増しに大きくなっている。開催国カタールの優勝で幕を閉じたサッカーのアジアカップをベスト4敗退で終えただけでなく、8日に韓国へ戻ったものの、10日には自宅のある米国へ早々に戻ってしまったことが発覚。解任には60億ウォン(約6億7500万円)に及ぶ残り年俸の支払いというリスクが発生するものの、韓国メディアからは刷新を求める声が並んでいる。
8日に韓国へ来たものの“反省会”の前に米国へ
サッカー韓国代表のユルゲン・クリンスマン監督の更迭を求める声が、日増しに大きくなっている。開催国カタールの優勝で幕を閉じたサッカーのアジアカップをベスト4敗退で終えただけでなく、8日に韓国へ戻ったものの、10日には自宅のある米国へ早々に戻ってしまったことが発覚。解任には60億ウォン(約6億7500万円)に及ぶ残り年俸の支払いというリスクが発生するものの、韓国メディアからは刷新を求める声が並んでいる。
【注目】「運動すると胸って垂れる?」「もめば大きくなるって本当?」 バストにまつわる“あるある”なウワサ話に答えます(W-ANS ACADEMYへ)
韓国メディア「OSEN」は「クリンスマン監督が率いる韓国代表は紆余曲折の末に4強まで勝ち進んだが、ヨルダンを相手につたない試合運びの末に0-2で敗れ、無気力に脱落した」と大会での戦いぶりを酷評。「自信満々だったクリンスマン号は、決勝すら踏むことなく敗れた」と厳しい論調だ。
8強敗退の日本代表より勝ち進んだ形ではあるが、「4強まで進出したのが奇跡だった。韓国はグループリーグ3試合で6失点し、きちんとしたフィールドゴールを作り出すのにも苦労した。組織的な呼吸は全く見られなかった。ピンチのたびに選手たちの英雄的な活躍で生き残り、ゾンビサッカーという別名までつけられたがハッピーエンドはなかった」とし「当然、世論は最悪だ」と伝えている。
さらに火に油を注いだのが、ほとんど韓国にいないことで批判されてきたクリンスマン監督が、今回も大韓サッカー協会が大会を振り返る会議を行う前に出国してしまったことだという。8日に韓国に来たものの、10日には家族のいる米国へ。「韓国に戻るスケジュールもまだ決定していない」のだという。
そのため、大会を振り返る会議も「もちろんこの場で直接クリンスマン監督が更迭される可能性は極めて薄い。現時点では誰もが望む答えの代わりに、責任逃れの反省会になる確率が高い」とあきらめの論調だ。