THE ANSWER編集部・羽鳥 慶太の記事一覧
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球場でのSNS発信もロボット審判も大貢献 韓国プロ野球が人気急上昇のワケ…史上初1000万人動員の裏側
2025.03.26日本、韓国、台湾とアジアのプロ野球が観客動員を伸ばしている。韓国では昨季レギュラーシーズンに計1088万7705人を動員し、史上初の1000万人超えを果たした。今季も22日の開幕戦から各球場は大盛況だ。チアガールをはじめとした応援の人気が高まる一方で、他にも観客動員の伸びに貢献しているとみられる要素があるという。現場の見方を聞いた。(取材協力・パシフィックリーグマーケティング株式会社)
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戦力外→2軍球団入りの右腕が絶句「2日前に拳銃を…」 瀧本将生がアフリカの剛腕とつながったワケ
2025.03.12このオフ、米大リーグのドジャースは佐々木朗希投手と国際FA選手として契約した。その裏で、アフリカ・南スーダンの選手と史上初めて契約を結んだこともニュースとなった。この物語の主人公となった17歳のジョセフ・デン投手と、固いきずなで結ばれた選手が日本にいる。今季、プロ野球の2軍イースタン・リーグに参加しているオイシックスに加入した瀧本将生投手だ。地球の反対側といえるほど遠い国との縁は、どこでつながったのか。
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2軍球団の監督が選手に聞かれる「年俸いくらでした?」 武田勝が守る対話術「話すのは嫌な思い出」
2025.03.12プロ野球の2軍イースタン・リーグに参加して2年目を迎えるオイシックスは今季、新監督を迎えた。昨季は投手コーチだった武田勝氏(元日本ハム)が指揮官となり、新たなシーズンを戦う。武田監督はかぶり物をしてファンの見送りに参加するなど、独特のキャラクターで知られる。ベンチでにらみを利かせるような、ひと世代前の監督像とは全く違う「柔らかすぎる指揮官」が頭に置く指導論を聞いた。
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戦力外通告後に決めた100万円の自己投資 2軍球団から再起の小林珠維、ド軍剛腕と出会い変わった“思考”
2025.03.11プロ野球の2軍イースタン・リーグに参加するオイシックスに、投打二刀流を断念した末に投手一本での再起を期す右腕がいる。小林珠維投手はこのオフ、5年間在籍したソフトバンクから2度目の戦力外通告を受けた。ただ、新天地への移籍が決まると100万円を超える自己投資を決めアメリカへ。ドジャースの剛腕とトレーニングをともにするなどして、考え方が大きく変わったという。
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2軍でタイトルをとっても指名漏れのなぜ オイシックス新監督が見た意外な理由「浮き彫りになったなと…」
2025.03.11昨年からプロ野球の2軍イースタン・リーグに参加しているオイシックスは、2年目を前にしたこのオフ監督が交代した。昨年指揮を執った橋上秀樹氏が巨人にコーチとして招かれ、代わって新監督となったのが投手コーチだった武田勝氏(元日本ハム)だ。ドラフト指名を目指す若い選手を育てながら勝つという難しい命題を背負った球団を、どう導こうとしているのか。1年間戦ってわかった「ドラフト指名に必要なこと」とは。
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完全リレー消滅、侍ベンチの空気は「ピリついた感じなかった」 快挙知る種市、無念の曽谷にかけた言葉
2025.03.07野球日本代表「侍ジャパン」は6日、京セラドーム大阪で「ラグザス 侍ジャパンシリーズ2025 日本vsオランダ」を戦い9-0で完勝。このシリーズを2連勝で終えた。リレーした6投手が、8回2死まで走者を1人も出さないパーフェクト投球。1年前、欧州代表を相手に演じた完全試合リレーの再現が期待されたが、ボテボテの内野安打で達成ならず。両方の試合で好投したのが、この日先発した種市篤暉投手(ロッテ)だ。唯一ヒットを許した曽谷龍平投手(オリックス)の心情が、手に取るように分かったという。
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井端監督、完勝でも口にしたWBC連覇への課題「コロコロ変わる中でも…」 無安打先制に透けたカギ
2025.03.07野球日本代表「侍ジャパン」は6日、京セラドーム大阪で「ラグザス 侍ジャパンシリーズ2025 日本vsオランダ」を戦い9-0で完勝。このシリーズを2連勝で終えた。6投手のリレーで、オランダを8回2死までパーフェクトに抑え込み、打線は5回に打者11人で7点を奪うビッグイニングを作った。それでも井端弘和監督が指摘した、国際大会ならではの課題がある。来春のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)までちょうど1年。選手にシーズンを通じて高めて欲しい能力とは。
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「日本の投手は一つではないんです」 ただ1人、安打したオランダ選手が語る“手を焼く理由”
2025.03.06野球日本代表「侍ジャパン」は5日、京セラドーム大阪で「ラグザス 侍ジャパンシリーズ2025 日本vsオランダ」を戦い、オランダ代表に5-0で快勝した。6投手のリレーで、オランダ打線をわずか1安打に封じる完封劇。国際試合でいつも相手国に恐れられる日本の投手陣は、なぜ攻略が難しいのか。この日唯一の安打を放ったドウェーン・ケンプ外野手に聞いた。
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高校野球の7回制、選手はこう考える 多摩高が始めた“実践研究”に集まる声…時短にならない場合も
2025.03.01日本高野連は昨夏、高校野球での7回制導入に向けて協議を開始していると明らかにした。特に炎天下で行われる夏の大会が、選手の健康に悪影響を及ぼすとして、試合時間の短縮を目指す動きがある。これに対し「実践研究」を進めている高校生がいる。神奈川有数の進学校・県立多摩高の野球部は、ピッチクロックの導入や7回制といった試合時間短縮法を実際に運用し、データとともに現場の声を集めている。高校野球の現場は、7回制という大変化をどう考えているのだろうか。
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高校野球部が“学会発表”を続ける理由 「引退した時、何が残るか」研究活動で伸ばす生きる力
2025.02.28部活動に打ち込む高校生も、いつかは競技から離れる日がやってくる。その時、何が残るかまで考えた取り組みを始めている高校野球部がある。神奈川県立多摩高が、グラウンドでの練習と並行して行っているのが野球の“研究”だ。テーマの策定に始まり、年末には学会発表までするという活動を続け3年になる。何が狙いなのだろうか。
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部員ギリギリ…野球人口の急減に立ち上がった高校生 激しい競争「eスポーツも」イベント開催で探す打開策
2025.02.28急激な少子化の進行により、学校の部活動にも持続させるための努力が求められる時代になっている。そこで当座の部員集めだけではなく、その先にまで目を向けているのが神奈川県有数の進学校、県立多摩高校の野球部だ。授業に組み込まれた「総合的な探究の時間」の一環として、野球人口の減少を食い止めるべく研究と実地の活動を行っている。1月26日には、野球未経験の児童まで集めた野球体験イベントを開催した。野球の未来に対し、高校生は何ができるのか。頭と体を使って作り上げた現場を追った。
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赤字800億円「会社は厳しい状況」でも…日産が野球部を復活させた意味 休部経験の監督が胸張る「辞退者ゼロ」
2025.02.18経営不振が表面化している日産自動車はこの春、2009年に休部していた野球部を16年ぶりに復活させる。17日には神奈川県横須賀市に22人の選手と首脳陣が集まり、体制発表と報道陣への練習公開を行った。折しも同業のホンダとの経営統合交渉の打ち切りが発表されたばかり。このタイミングで企業スポーツを復活させる意味を、伊藤祐樹監督はどのように受け取っているのだろうか。
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女子高生から30代まで、日本代表を一つにした“魔法の4文字” 向き合う2つの難題…五輪出場で全てを変える【アイスホッケー】
2025.02.06五輪4大会連続出場を目指すアイスホッケー女子日本代表「スマイルジャパン」は6日から、来年2月にイタリアで行われるミラノ・コルティナ五輪の出場権を懸けた最終予選を北海道苫小牧市で戦う。ここから本戦出場をつかめるのは、日本、フランス、ポーランド、中国の4か国で行うリーグ戦を制した1か国だけだ。日本は急激なチーム若返り、強化費の大幅削減という荒波の中で集まった23選手がこの舞台に臨む。とりわけ難しかったのが、17才の高校生から、代表の歴史をつくってきたベテランまで。ゆうに一回り以上の年齢差がある集団をどう一つにするか。主将の悩みを解決した「ツール」に迫った。
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進む円安を肌で実感 「負けると後は自腹で…」1泊3万円超、帰りはエコノミー 切実な“テニスとお金”
2025.01.08男子プロテニスの松井俊英(フリー)が今季、15年ぶりに日本協会の強化選手に復帰する。ダブルスで長年、日本のトップとして戦い続けたからこその偉業だが、一方では今が現役生活の「めっちゃ大きな岐路」なのだという。4月に47歳を迎える年齢以上に問題なのが、金銭的な問題だ。プロテニス選手が、本場欧米の大会を転戦しようとするといくらかかるのか。貴重な“お財布事情”を聞かせてくれた。(前後編の後編)
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男子テニスで超異例 47歳で日本代表候補に復帰「誰もが錦織圭にはなれない」…鉄人・松井俊英の“生き方”
2025.01.08男子プロテニスの松井俊英(フリー)が今季、47歳となるシーズンで日本協会の強化選手に異例の復帰を果たす。ダブルスで長年、日本のトップクラスに君臨し続け、現在も世界ランキングは日本人最高の146位。「時代が僕に追いついてきた」という松井が語る「ダブルスが日本人に向く理由」とは。(前後編の前編)
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今永昇太が子どもたちに送った“拍手”の意味 MLBでの活躍生んだエール「前に出よう、殻を破ろう」
2024.12.18米大リーグ、カブスの今永昇太投手は8日、都内で野球未経験の少年少女を対象にした体験イベントに参加した。この中で目立ったのが「うまい!」「いいボール来てるよ!」などと、明るい言葉で子どもたちを盛り上げる姿だ。これは自らの体験にも裏付けられた“挑戦”を促すための行動なのだという。
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侍初選出、26歳捕手が抑え切った“極限状況” キューバ相手に陥った疑心暗鬼「気性が荒かったり…」
2024.12.18野球の国際大会に、プロ選手が出場するようになって約四半世紀が経つ。未知の野球との遭遇は、選手の成長を生むきっかけとなることも。11月に行われた「ラグザス presents 第3回 WBSC プレミア12」で新たな経験をしたのが、ロッテの佐藤都志也捕手だ。大会中、先発マスクをかぶったのは1試合だけ。そこで1点リードの9回2死満塁という極限状況を抑え切った裏側を聞いた。
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「僕は超一流ではない」元巨人ドラ1がチェコで大活躍のワケ 7か国で投げつかんだノウハウ「全て吸収」
2024.12.162023年の春に行われたワールド・ベースボール・クラシック(WBC)をきっかけに、日本との野球交流が少しずつ進みつつあるのが東欧のチェコだ。今秋マレク・フルプ外野手が巨人と育成契約を交わしたように、選手の行き来も少しずつ生まれつつある。日本からチェコに渡った選手の中で、最も豊富な経験を持つのが巨人や日本ハムでプレーした村田透投手。米球界でマイナーから這い上がって大リーグのマウンドに立ったのをはじめ、これまで7か国で投げてきた国際派だ。チェコでの経験や、世界から見た日本野球について教えてくれた。
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