THE ANSWER編集部・山野邊 佳穂の記事一覧
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今年の箱根駅伝で話題「山の名探偵」は研究熱心 早大・工藤慎作が2度目の山上りで目指すもの
2024.06.025月9日から4日間、行われた陸上の第103回関東学生競技対校選手権(関東インカレ)。2年ぶりに国立競技場で開催された熱戦を取材した「THE ANSWER」は文武両道で部活に励む選手や、怪我や困難を乗り越えた選手など、さまざまなストーリーを持つ学生を取り上げる。今回は男子1部・1万メートルに出場した早大・工藤慎作(2年)。箱根駅伝の5区で1年生ながら区間6位と好走し、“山の名探偵”として話題に。今大会は28分53秒41で13位。悔しさを滲ませたレース後には、2度目の箱根路に思いを馳せた。(取材・文=THE ANSWER編集部・山野邊 佳穂)
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高校全国3位の秀才ジャンパーは大学院進学へ 靭帯2本断裂し、筑波大・柾木拓が応援席最前列で知ったこと
2024.05.309日から4日間、行われた陸上の第103回関東学生競技対校選手権(関東インカレ)。2年ぶりに国立競技場で開催された熱戦を取材した「THE ANSWER」は文武両道で部活に励む選手や、怪我や困難を乗り越えた選手など、さまざまなストーリーを持つ学生を取り上げる。今回は応援団長としてチームを盛り上げた筑波大・柾木拓(4年)。高校で走り幅跳び全国3位の実力を誇るロングジャンパーは、昨年7月に左足の靭帯を2本同時に断裂し、歩くことすらできなくなった。大学ラストシーズン、主将に託された役割は応援団長。大学院に進学し、競技復帰を目指す4年生には試練の1年に得た価値観があった。(取材・文=THE ANSWER編集部・山野邊 佳穂)
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高橋藍が口にした「日本でバレーをやる意味」 報道陣96人、平日に視聴者3000人を集めた人気者の夢
2024.05.29バレーボール男子日本代表の高橋藍が28日、都内で入団会見に登場した。イタリアリーグ1部・モンツァから国内Vリーグ1部王者の強豪サントリーに移籍。今夏のパリ五輪、10月からスタートする国内最高峰の「SVリーグ」でも活躍が期待される。単年契約で、契約金などは非公表。世界を知る22歳は、なぜこのタイミングで国内リーグ初参戦を決めたのか。何度も口にしたのは「バレーボールを夢のあるスポーツにしたい」という想いだった。
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東大医学部6年生が貫いた12年間の文武両道 塾なし現役合格、勉強も部活も「両方やったら人生が豊かに」
2024.05.249日から4日間、行われた陸上の第103回関東学生競技対校選手権(関東インカレ)。2年ぶりに国立競技場で開催された熱戦を取材した「THE ANSWER」は文武両道で部活に励む選手や、怪我や困難を乗り越えた選手など、さまざまなストーリーを持つ学生を取り上げる。今回は男子2部・砲丸投げに出場した東大・渡辺健太(6年)。現役で理科二類に合格し、医学部に進んだ。外科医志望する大学6年生に文武両道を貫いてきた理由を聞いた。(取材・文=THE ANSWER編集部・山野邊 佳穂)
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高2で400m55秒台→1分台のスランプ 8kg減量で挑んだ背水の1年、フロレス・アリエが辿り着いた関東の頂
2024.05.239日から4日間、行われた陸上の第103回関東学生競技対校選手権(関東インカレ)。2年ぶりに国立競技場で開催された熱戦を取材した「THE ANSWER」は文武両道で部活に励む選手や、怪我や困難を乗り越えた選手など、さまざまなストーリーを持つ学生を取り上げる。今回は女子1部・400メートルに出場した日体大フロレス・アリエ(2年)。自己ベストを0.7秒更新する54秒07で優勝した。高校2年夏に全国高校総体(インターハイ)で6位入賞も、体重管理に苦労し伸び悩んだ。「今年ダメだったら400メートルを辞める」と覚悟を持って挑んだ今季。結果を残し、自信を取り戻した。(取材・文=THE ANSWER編集部・山野邊 佳穂)
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コロナ禍、練習ゼロで止まったセクシークイーンの時計 33歳アン・シネの心を動かした日本への思い
2024.05.2119日まで4日間に渡って行われた女子ゴルフの国内ツアー・ブリヂストンレディス。5年ぶりに日本ツアーに復帰したアン・シネ(NOW ON)は通算3オーバーの43位で大会を終えた。17年に日本ツアー初参戦し、「セクシークイーン」として旋風を巻き起こした33歳。諦め切れない夢を追いかけて日本の舞台に返り咲いたその思いに迫った。(取材・文=THE ANSWER編集部・山野邊 佳穂)
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早稲田は「文武両道でかっこいい」 憧れの「W」を胸に…高校2冠ルーキー林美希が示す無限の可能性
2024.05.209日から4日間、行われた陸上の第103回関東学生競技対校選手権(関東インカレ)。2年ぶりに国立競技場で開催された熱戦を取材した「THE ANSWER」は文武両道で部活に励む選手や、怪我や困難を乗り越えた選手など、さまざまなストーリーを持つ学生を取り上げる。今回は女子1部・100メートル障害に出場した早大・林美希(1年)。初の対校戦、決勝で自己ベストを更新し、13秒40(追い風0.5メートル)で準優勝した。全国高校総体(インターハイ)では七種競技とともに2年連続2冠を達成した注目のルーキー。「ハードルを知りかけている」と話す18歳が無限の可能性を示した。(取材・文=THE ANSWER編集部・山野邊 佳穂)
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宮里藍も「何も問題ない」米挑戦に太鼓判 21歳の逸材・竹田麗央、重ねた3勝で得た大人のゴルフ
2024.05.19女子ゴルフの国内ツアー・ブリヂストンレディスは19日、千葉・袖ヶ浦CC袖ヶ浦C(6731ヤード、パー72)で最終日が行われた。1打差の2位で出たツアー通算2勝の21歳・竹田麗央(りお・ヤマエグループHD)が6バーディー、2ボギーの68で回り、大会記録を1打更新する通算14アンダーで逆転優勝。出だしの3連続バーディーで勢いに乗り、4日間大会では初優勝となった。米国でのプレーを心待ちにする21歳は、さらに大きくなった自信を胸に夢舞台を見据えた。
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東京の名門進学校出身、パリ五輪狙う二刀流ハードラー 慶大キャプテンの覚悟示した豊田兼の45秒間
2024.05.199日から4日間、行われた陸上の第103回関東学生競技対校選手権(関東インカレ)。2年ぶりに国立競技場で開催された熱戦を取材した「THE ANSWER」は文武両道で部活に励む選手や、怪我や困難を乗り越えた選手など、さまざまなストーリーを持つ学生を取り上げる。今回は男子1部・400メートルに出場した慶大・豊田兼(4年)。決勝では2位以下を突き放し、45秒82の好タイムで優勝した。400メートル障害と110メートル障害でパリ五輪出場を目指す“二刀流ハードラー”。飛躍の場となった慶大で主将も務める21歳は、左脚に不安を抱えながらもチームのために力走した。(取材・文=THE ANSWER編集部・山野邊 佳穂)
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売り出し中の21歳・竹田麗央が「我慢の1日」に示した成長 ショット修正で6度目の最終日最終組
2024.05.19女子ゴルフの国内ツアー・ブリヂストンレディスは18日、千葉・袖ヶ浦CC袖ヶ浦C(6731ヤード、パー72)で第3日が行われた。首位で出たツアー通算2勝の竹田麗央(りお・ヤマエグループHD)は2バーディー、2ボギーのイーブンパーで回り、通算10アンダーで2位。序盤はドライバーショットが乱れたが修正し、優勝争いに踏みとどまった。21歳は勝てば4日間大会では初V。11アンダーで単独首位の河本結(RICOH)を1打差で追いかける。
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河本結、5年ぶりVへ単独首位浮上「幸せ噛みしめて」 65位→8位に成長したパットが好調後押し
2024.05.18女子ゴルフの国内ツアー・ブリヂストンレディスは18日、千葉・袖ヶ浦CC袖ヶ浦C(6731ヤード、パー72)で第3日が行われた。3位で出たツアー通算1勝の25歳・河本結(RICOH)は5バーディー、1ボギーの68で回り、通算11アンダーで単独首位に浮上した。2022年10月以来の最終日最終組。手応えを得たパットとショットを武器に自分のゴルフを貫く。1打差の2位に竹田麗央(りお・ヤマエグループHD)、3位に通算8アンダーの山下美夢有(加賀電子)がつけた。
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高校2冠の逸材が歩み始めた復活ロード 1年間の不振乗り越え、タネル舞璃乃が貫く“自分の道”
2024.05.189日から4日間、行われた陸上の第103回関東学生競技対校選手権(関東インカレ)。2年ぶりに国立競技場で開催された熱戦を取材した「THE ANSWER」は文武両道で部活に励む選手や、怪我や困難を乗り越えた選手など、さまざまなストーリーを持つ学生を取り上げる。今回は女子1部・400メートル障害に出場した東学大・タネル舞璃乃(3年)。2年ぶりの決勝、59秒59で6位入賞した。全国高校総体(インターハイ)では400メートルとともに2冠を達成。昨季は不調を経験した20歳が、復活のシーズンを歩み始めた。(取材・文=THE ANSWER編集部・山野邊 佳穂)
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感情もつづる5冊のゴルフノート 自己分析を徹底、藤田かれんはV争いで「自分の世界に入りたい」
2024.05.18女子ゴルフの国内ツアー・ブリヂストンレディス第2日は17日、千葉・袖ヶ浦CC袖ヶ浦C(6731ヤード、パー72)で初日に日没サスペンデッドとなっていた第1ラウンド(R)の残りと第2Rが行われた。第2Rを7位で出たツアー未勝利の藤田かれん(ライク)が5バーディー、2ボギーの69で回り、首位と4打差の通算6アンダーで5位に浮上。「現実的なタイプ」と自己分析する23歳はゴルフノートに記したテーマを達成し、決勝ラウンド(R)へ好位置に付けた。竹田麗央(りお・ヤマエグループHD)が10アンダーで単独首位。
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午前3時半起きから19ホール奮闘で6位「練習してお昼寝したい」 安田祐香が笑って見据える決勝R
2024.05.17女子ゴルフの国内ツアー・ブリヂストンレディス第2日は17日、千葉・袖ヶ浦CC袖ヶ浦C(6731ヤード、パー72)で初日に日没サスペンデッドとなっていた第1ラウンド(R)の残りと第2Rが行われた。ツアー未勝利の23歳・安田祐香(NEC)が4バーディー、4ボギーのイーブンパーで回り、首位と5打差の通算5アンダーで6位。午前3時半起きから19ホールをプレーし、今季最高位で決勝Rを迎える。竹田麗央(りお・ヤマエグループHD)が10アンダーで単独首位。
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女子ゴルフ会場で観戦ツアー「一番幸せな空間」 現地観戦する醍醐味を通算6勝・茂木宏美が解説
2024.05.17女子ゴルフの国内ツアー・ブリヂストンレディス第2日が17日、千葉・袖ヶ浦CC袖ヶ浦C(6731ヤード、パー72)で行われた。ブリヂストンスポーツと契約を結び、今大会のコース設計を務めたツアー通算6勝の茂木宏美さんによるギャラリー向けの観戦ツアーを実施。ゴルフ観戦のポイントやコース設計の狙いなどについて解説した。
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“東大5年生”が陸上のために選んだ自主留年 覚悟のプラス1年、過去の自分を超えた新倉佑輔の10秒54
2024.05.179日から4日間、行われた陸上の第103回関東学生競技対校選手権(関東インカレ)。2年ぶりに国立競技場で開催された熱戦を取材した「THE ANSWER」は文武両道で部活に励む選手や、怪我や困難を乗り越えた選手など、さまざまなストーリーを持つ学生を取り上げる。今回は男子2部・100メートルに出場した東大・新倉佑輔(5年)。大学陸上5年目で初めて辿り着いた決勝、10秒76(向かい風1.6メートル)で準優勝を果たした。中学で陸上を始め、集大成として挑んだ大学4年間で挫折を経験。自主留年して得た1年で、高3で記録した自己ベストを更新する10秒54を記録するなど、新しい景色を見た。(取材・文=THE ANSWER編集部・山野邊 佳穂)
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合格率3%の難関を6度目で突破 遅咲きの26歳・高木優奈が暫定3位「これでもルーキー」
2024.05.17女子ゴルフの国内ツアー・ブリヂストンレディスが16日、千葉・袖ヶ浦CC袖ヶ浦C(6731ヤード、パー72)で開幕。日没サスペンデッドで27人がホールアウト出来ない中、ツアー未勝利の高木優奈(フリー)が6バーディー、ノーボギーの66で回り、首位と1打差の6アンダーで暫定3位につけた。13日に誕生日を迎え、26歳初ラウンド。昨年、6度目の受験でプロテストに合格した黄金世代のルーキーが、恐怖心を捨てて好発進した。
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爆発「65」の暫定首位も「頑張らない」 河本結、好調の今意識する自然体「何位でいようと…」
2024.05.16女子ゴルフの国内ツアー・ブリヂストンレディスが16日、千葉・袖ヶ浦CC袖ヶ浦C(6731ヤード、パー72)で開幕。日没サスペンデッドで27人がホールアウト出来ない中、ツアー通算1勝の25歳・河本結(RICOH)は8バーディー、1ボギーの65で18ホールを消化。7アンダーで暫定首位に立った。今季好調で周囲からの期待が高まったが、前週のRKB×三井松島レディスは47位。「力んでしまった」と反省を胸に、“頑張らないゴルフ”で最高のスタートを切った。