THE ANSWER編集部・山野邊 佳穂の記事一覧
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突然突き落とされた「地獄の日々」 原因不明の菊池病と闘い世界へ、福部真子の使命「私が走ることに意味がある」
2025.08.2615、16日に行われた陸上の日本グランプリ(GP)シリーズ・アスリートナイトゲームズin福井(9.98スタジアム)。16日の女子100メートル障害決勝では、日本記録保持者の福部真子(日本建設工業)が12秒73(追い風1.4メートル)で優勝した。9月に開催される東京世界陸上の参加標準記録(12秒73)を突破し、代表入りに大きく前進。原因不明の高熱が生じる「菊池病」を患いながらも、競技を続ける29歳のハードラーは「菊池病の人が少しでも生きやすい世界になったら」と同じ病気で苦しむ人への思いを明かした。
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沸いた陸上日本新の“前座”で…躍動した未来のスプリンターの夢 小林隼「世界陸上に出たい」清水希衣「誰にも負けない選手に」
2025.08.2515、16日に行われた陸上の日本グランプリ(GP)シリーズ・アスリートナイトゲームズin福井(9.98スタジアム)。男子110メートル障害の村竹ラシッドが今季世界2位となる12秒92(追い風0.6メートル)の日本新記録を樹立し、男子100メートルの柳田大輝、女子100メートル障害の福部真子らが9月に開催される東京世界陸上の参加標準記録を突破した。続々と好記録が生まれた2日間、決勝の“前座”に出場した小学生たちも更なる飛躍を誓った。
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クラファン挑戦、偏差値68の都立進学校から叶えた初全国 ChatGPTも活用、「考える陸上」が教えてくれた部活の楽しさ――国分寺・石井優陽
2025.08.16ホットスタッフフィールド広島で7月25日から5日間行われた陸上インターハイ。熱戦を取材した「THE ANSWER」は文武両道で部活に励む選手や、困難な環境の中で競技を続けてきた選手などさまざまなストーリーを持つ学生を取り上げる。今回は女子走り幅跳びに出場した国分寺の石井優陽(3年)。偏差値68の公立進学校で「考える陸上」をモットーに競技に励み、チームではクラウドファンディングにも挑戦した。新しい部活動の在り方を体現して知った価値とは。(取材・文=THE ANSWER編集部・山野邊 佳穂)
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高2で日本一達成した180cm123kgの大器 父の手作りピットで練習、メニューは自己流で進化「自分でやることが楽しい」――厚真・大垣尊良
2025.08.14ホットスタッフフィールド広島で7月25日から5日間行われた陸上インターハイ。熱戦を取材した「THE ANSWER」は文武両道で部活に励む選手や、困難な環境の中で競技を続けてきた選手などさまざまなストーリーを持つ学生を取り上げる。今回は男子砲丸投げで優勝した厚真の大垣尊良(たから・2年)。父が手掛けた自家製ピットで練習し、実績を積み上げてきた。身長180センチ、体重123キロを誇る本格派は2年生ながら日本一に達しても満足感はない。「今年中に日本記録を出したい」と更なる飛躍を誓った。(取材・文=THE ANSWER編集部・山野邊 佳穂)
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渋谷区育ち17歳ハードラーが転向10か月で日本一 夢は「世界」、3年前の経験から名門で変われたこと――法政二・ガードナ・レイチェル麻由
2025.08.10ホットスタッフフィールド広島で7月25日から5日間行われた陸上インターハイ。熱戦を取材した「THE ANSWER」は文武両道で部活に励む選手や、困難な環境の中で競技を続けてきた選手などさまざまなストーリーを持つ学生を取り上げる。今回は女子400メートル障害で優勝した法政二のガードナ・レイチェル麻由(3年)。昨秋から同種目を本格的に始め、わずか10か月で日本一を掴み取った。「世界を目指したい」と話す期待のハードラー。高校での成長や今後への思いを聞いた。(取材・文=THE ANSWER編集部・山野邊 佳穂)
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全中7位、陸上部のない慶應女子高から全国決勝へ 「ちゃんとやれ」叱る人も不在…自分を律し、鼓舞し、再び辿り着いた場所――松田冴
2025.08.08ホットスタッフフィールド広島で7月25日から5日間行われた陸上インターハイ。熱戦を取材した「THE ANSWER」は文武両道で部活に励む選手や、困難な環境の中で競技を続けてきた選手などさまざまなストーリーを持つ学生を取り上げる。今回は女子100メートルに出場した慶應女子の松田冴(3年)。中学で全中7位を経験したが、高校に陸上競技部がなく、クラブチームや個人での練習を重ね、再び全国の決勝に進出。一時はスランプに陥り「陸上が楽しくない」と辞めることも考えたが、諦めなかった理由とは――。(取材・文=THE ANSWER編集部・山野邊 佳穂)
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双子スプリンターが3年連続リレー出場 顔はそっくりだけど…抜きつ抜かれつで歩んだ2人だけの陸上物語――帯広南商・槙杏奈&涼奈
2025.08.06ホットスタッフフィールド広島で7月25日から5日間行われた陸上インターハイ。熱戦を取材した「THE ANSWER」は文武両道で部活に励む選手や、困難な環境の中で競技を続けてきた選手などさまざまなストーリーを持つ学生を取り上げる。今回は女子4×100メートルリレー予選に双子で出場した帯広南商の槙杏奈と涼奈(ともに3年)。2走・杏奈、4走・涼奈の走順で3年連続インターハイに出場した。良きライバルとして陸上競技を続けてきた互いの関係性、双子ならではのエピソードも教えてくれた。(取材・文=THE ANSWER編集部・山野邊 佳穂)
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練習場所はビニールハウスに廃校舎「室内でも気温0度」 極寒の地でも“熱”消さず辿り着いた2度目のインターハイ――北見北斗・豊原隆介
2025.08.05ホットスタッフフィールド広島で7月25日から5日間行われた陸上インターハイ。熱戦を取材した「THE ANSWER」は文武両道で部活に励む選手や、困難な環境の中で競技を続けてきた選手などさまざまなストーリーを持つ学生を取り上げる。今回は男子棒高跳びに出場した北見北斗の豊原隆介(3年)。冬は廃校舎の体育館やビニールハウスで練習するなど、難しい環境の中で競技を続けてきた。昨年に続いて出場した2度目の大舞台を笑顔でやり切った。(取材・文=THE ANSWER編集部・山野邊 佳穂)
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監督が惚れ込んだ“インハイ3連覇・久保凛”の強さ 練習で競う相手不在、いつも単独走で「僕が凄いと思っているのは…」
2025.08.03ホットスタッフフィールド広島で7月25日から5日間行われた陸上インターハイ。熱戦を取材した「THE ANSWER」は文武両道で部活に励む選手や、困難な環境の中で競技を続けてきた選手などさまざまなストーリーを持つ学生を取り上げる。今回は女子800メートルで同種目初の3連覇を達成した東大阪大敬愛の久保凛(3年)。7月上旬の日本選手権で1分59秒52の日本新記録をマークして迎えた最後のインターハイで、圧巻の走りを見せた。同校にスカウトし、指導してきたのが野口雅嗣監督。誰よりも近くでその走りを見てきたからこそ分かる強さを聞いた。(取材・文=THE ANSWER編集部・山野邊 佳穂)
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「10秒00」16歳・清水空跳、家族が明かす舞台裏と素顔 父も母も姉も…全国出場の陸上一家、大会前は父が握る寿司で景気づけ
2025.08.02陸上インターハイ(ホットスタッフフィールド広島)男子100メートルで10秒00(追い風1.7メートル)の日本高校新記録を記録し、200メートルとの2冠を達成した星稜の清水空跳(2年)。100メートルは桐生祥秀の従来記録(10秒01)を12年ぶりに塗り替え、200メートルでは追い風参考ながらサニブラウン・ハキームが持つ高校記録(20秒34)まで0秒05に迫った。一躍、時の人となった16歳。石川・金沢から応援に駆け付けた家族がその素顔を明かした。(取材・文=THE ANSWER編集部・山野邊 佳穂)
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陸上界に現れた超新星・16歳清水空跳とは何者か 「背の順は1番前か2番」身長164cmで10秒00の理由、同僚もライバルも衝撃の爆発力
2025.08.01ホットスタッフフィールド広島で7月25日から5日間行われた陸上インターハイ。熱戦を取材した「THE ANSWER」は文武両道で部活に励む選手や、困難な環境の中で競技を続けてきた選手などさまざまなストーリーを持つ学生を取り上げる。今回は男子100メートルで10秒00(追い風1.7メートル)の日本高校新記録を樹立し、200メートルとの2冠を達成した星稜の清水空跳(2年)。桐生祥秀の従来記録(10秒01)を12年ぶりに塗り替え、一躍、注目の的となった16歳はどんなスプリンターなのか。これまでの競技人生を辿り、身長164センチながら生み出す爆発力の要因に迫った。(取材・文=THE ANSWER編集部・山野邊 佳穂)
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進学校の女子高生が米スポーツ名門大LSU進学 18歳で異例の道へ、食事に言語に苦労も…「挑戦には絶対価値がある」――陸上・澤田結弥
2025.07.19東京・国立競技場で4日から3日間、行われた陸上の日本選手権。女子1500メートルに出場した澤田結弥は、MLBやNBA、NFL選手などを多く輩出する米国スポーツ界の名門・ルイジアナ州立大(LSU)に1年生として在籍する19歳。世界の猛者たちと日常を共にする若きランナーの現在地とは。進路選択の理由や海外生活の苦労、後進へのメッセージも送ってくれた。(取材・文=THE ANSWER編集部・山野邊 佳穂)
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高校まで無名&全国経験ゼロ 異色の臨床工学技士スプリンター、「好き」を追求した先に辿り着いた最高峰の舞台――陸上・松林玲佳
2025.07.15東京・国立競技場で4日から3日間、行われた陸上の日本選手権。女子100&200メートルに出場した松林玲佳(MMG)は両種目ともに予選敗退となったが、3年連続で日本最高峰のトラックを駆け抜けた。臨床工学技士としてフルタイムで働きながら競技を続ける27歳。高校までは全国大会出場なしのスプリンターは、どのようにしてここまで辿り着いたのか。キャリアや競技人生を取材した。(取材・文=THE ANSWER編集部・山野邊 佳穂)
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完敗後、バレー関菜々巳が肩を抱かれたブラジル絶対エースの素顔 元同僚だから知る「世界一」の理由
2025.07.14「買取大吉 バレーボールネーションズリーグ2025 千葉大会」の女子が13日、千葉ポートアリーナで行われた。日本は予選ラウンド最終戦で、ブラジルに0-3(17-25、18-25、20-25)のストレート負け。世界的スターの「ガビ」ことガブリエラ・ギマラエスガビに11得点を決められるなど完敗だった。イタリア・セリエAのコネリアーノで同僚だったセッター・関菜々巳は敵としても、味方としてもその凄みを知る。「世界一に相応しい」とその実力を称えた。
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女子バレー中継で視線集めた“謎の踊り”の考案者判明 ベンチも一丸を証明「応援も楽しい」
2025.07.14「買取大吉 バレーボールネーションズリーグ2025 千葉大会」の女子が13日まで千葉ポートアリーナで行われた。日本代表は4戦3勝。白熱の試合中、ファンの関心を誘ったのがベンチメンバーのユニークなダンスだった。中継にも映りたびたび話題に。選手に取材し、この踊りの“謎”が明らかになった。
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女子バレー初代表の北窓絢音、主将・石川真佑に緊張「チキっちゃって…」 取材で見せた21歳の素顔
2025.07.13「買取大吉 バレーボールネーションズリーグ2025 千葉大会」の女子が12日、千葉ポートアリーナで行われた。世界ランク5位の日本は、予選ラウンド第3週の第3戦で同3位のポーランドを3-1(25-21、23-25、25-23、25-22)で撃破。21歳の北窓絢音は途中出場で攻守にわたり存在感を放った。代表初選出ながら、今大会はサーブなど要所での活躍が目立つ。コート上では頼もしいプレーを見せる一方で、「チキっちゃって……(臆病になっちゃって)」と初々しい素顔も覗かせた。
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女子バレーで注目度急上昇、21歳の本音「うれしいけど…」 日本に流れをもたらす北窓絢音の「ずっとびっくり」な初代表
2025.07.13「買取大吉 バレーボールネーションズリーグ2025 千葉大会」の女子が12日、千葉ポートアリーナで行われた。世界ランク5位の日本は、予選ラウンド第3週の第3戦で同3位のポーランドを3-1(25-21、23-25、25-23、25-22)で撃破。攻守で持ち味を発揮し、ゲームチェンジャーの役割を全うしたのが21歳の北窓絢音だ。今大会、代表初選出された新星は日に日に高まる周囲の期待に「注目されるのは嬉しいけど…」と本音を明かした。
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韓国に「狙われるのは絶対なので…」 初先発、15分間無得点でも18歳秋本美空が焦らなかった理由【ネーションズリーグ】
2025.07.12「買取大吉 バレーボールネーションズリーグ2025 千葉大会」は9日から、千葉ポートアリーナで女子の試合が行われている。日本代表で注目される一人が、最年少の18歳・秋本美空。10日の韓国戦では代表初スタメンでチーム3位の11得点をマークし、3-0(25-21、27-25、25-22)のストレート勝ちに貢献した。得点力が注目されるが、本人が重点を置いていたのは守備の面だった。
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