THE ANSWER編集部・宮内 宏哉の記事一覧
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全日本フィギュアで会場ざわつく 樋口新葉フィニッシュ後…ヨロヨロの原因は「動かなくなっちゃった」
2024.12.21フィギュアスケートの全日本選手権は20日、大阪・東和薬品RACTABドームで開幕。女子ショートプログラム(SP)では樋口新葉(ノエビア)が71.05点で4位発進となった。フィニッシュ後、ガッツポーズを見せたが、右脚を引きずるような姿も。ふくらはぎを攣っていたのが原因で、心配されたが「全日本では今までで一番いい演技ということで点数も出せてもらえた。そこは安心しています」と得点には納得していた。
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演技直前のホテル、米国から届いた「自分を信じて」 三浦佳生を奮い立たせたマリニンの言葉【全日本フィギュア】
2024.12.21フィギュアスケートの全日本選手権は20日、大阪・東和薬品RACTABドームで開幕し、男子ショートプログラム(SP)では三浦佳生(オリエンタルバイオ、明大)が88.87点の4位発進。左脚に痛みを抱え、4回転トウループで転倒したものの「NHK杯の時より冷静に運べた。試合の運び方としては100点」と納得の表情を浮かべた。演技前には世界王者のイリア・マリニン(米国)からエールが届き、奮い立っていた。
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「僕のこと、年寄りやと言ってるんですか?」 笑い飛ばす37歳・織田信成が「ギリギリ」の今見せたい背中【全日本フィギュア】
2024.12.20フィギュアスケートの全日本選手権が20日から大阪・東和薬品RACTABドームで行われる。男子シングルには実に11年ぶりの出場となる織田信成(大阪スケート倶楽部)が登場。今も4回転ジャンプを跳ぶ37歳は、今季で競技生活に2度目の区切りをつける。19日に同会場で公式練習を行い、最後の大舞台を前にした想いを語った。
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1万4000人を魅了、羽生結弦の滑りに透けた「準備」と「挑戦」 記者が驚いた「チャンスを掴む」の意味
2024.12.08フィギュアスケート男子で2014年ソチ、18年平昌と五輪連覇を達成しているプロスケーター・羽生結弦さんが出演・制作総指揮するアイスストーリー第3弾「ICE STORY 3rd -Echoes of Life- TOUR」が7日、さいたまスーパーアリーナで開幕した。1月に広島、2月に千葉を回る全国ツアー。30歳の誕生日に初披露した壮大な物語の裏に、計り知れない努力の跡を感じた。(取材・文=THE ANSWER編集部・宮内 宏哉)
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日本ハム入団、台湾の157km剛腕・古林睿煬はあの郭泰源も推す逸材 侍Jに衝撃投球「火球男」が叶えた夢
2024.11.21プロ野球・日本ハムは20日、統一ライオンズの古林睿煬(グーリン・ルェヤン)投手と契約合意したことを発表した。2024年シーズンは年間MVPや最優秀防御率、ベストナインに輝いた最速157キロの剛腕。昨年のアジアプロ野球チャンピオンシップでは、日本代表「侍ジャパン」を5回までパーフェクトに封じるなど、6回2/3を1失点と快投し、野球ファンに驚きを与えた。当時、東京ドームを訪れていた伝説・郭泰源氏も「日本で通用すると思う」と絶賛していた逸材だ。
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銅メダル壷井達也「自分なりの道化師」の裏に世界女王も舌を巻く猛特訓 現役神戸大生、遊び捨てたスケート漬けの日々
2024.11.15先週開催されたフィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第4戦・NHK杯で、日本勢は男女シングル、ペアで計6つのメダルを獲得した。会心の演技を披露した一人が、男子シングル3位の壷井達也(シスメックス)。ショートプログラム(SP)で85.02点、フリーで166.50点、合計251.52点といずれも自己最高を叩き出し、銅メダルを獲得した。国立の難関・神戸大に通う4年生。受験等で競技から離れた時期もありながら、スケートに真摯に向き合い、歓喜の時を迎えた。
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16歳で電撃引退も…日本で3年ぶり競技、大人になった才女アリサ・リウが明かす復帰の経緯「スキーが楽しかったんです」
2024.11.12フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第4戦・NHK杯は10日まで、東京・代々木第一体育館で行われた。19歳となった今季、競技に復帰したアリサ・リウ(米国)が大会期間中に取材に応じ、16歳で一度引退した理由や大学生活などを語った。(取材:THE ANSWER編集部・宮内 宏哉)
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目の当たりにした羽生結弦の「裏側」 ジェイソン・ブラウン、日本の仲間に学んだ「決意」「平静さ」
2024.11.09フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第4戦・NHK杯は8日、東京・代々木第一体育館で男子ショートプログラム(SP)が行われた。3季ぶりにGPシリーズに参戦している29歳のジェイソン・ブラウン(米国)が演技後にインタビューに応じ、日本への愛や羽生結弦さん、宇野昌磨さんから学んだことを明かしてくれた。前後編でお届けする後編では「日本選手から学んだこと」について。(取材:THE ANSWER編集部・宮内 宏哉)
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すき焼き、ツナマヨ、日本人の敬意 3季ぶりGP復帰の親日家ブラウンに聞いた「私が日本を愛する理由」
2024.11.09フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第4戦・NHK杯は8日、東京・代々木第一体育館で男子ショートプログラム(SP)が行われた。3季ぶりにGPシリーズに参戦している29歳のジェイソン・ブラウン(米国)が演技後にインタビューに応じ、日本への愛や羽生結弦さん、宇野昌磨さんから学んだことを明かしてくれた。前後編でお届けする前編では「日本を愛する理由」について。(取材:THE ANSWER編集部・宮内 宏哉)
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坂本花織、今季最高SPの直前に泣いていた 理由は「たっちゃん」の演技、メイク崩れを避け“垂直”に落とした涙
2024.11.09フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第4戦・NHK杯は8日、東京・代々木第一体育館で女子ショートプログラム(SP)が行われた。世界選手権3連覇中の坂本花織(シスメックス)が今季世界最高の78.93点をマークして首位発進。「予想を上回ったのでびっくり」と喜びを口にした。演技前には涙を流したことも明かし「自分もやらなきゃと凄く思った」と語った。
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固定給10万円&実家暮らしの安定を捨てて…一念発起の退職、24歳青木香奈子が6度目で掴んだプロテスト合格
2024.11.062024年度の日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)最終プロテストは、1日まで茨城・大洗GC(6602ヤード、パー72)で4日間行われ、上位26人が合格した。24歳の青木香奈子は2バーディー、2ボギーの72で回り、通算4オーバー。ボーダーラインぎりぎりで合格を掴んだ。昨年11月まで地元・宮崎でキャディーとしても働いていたが、一念発起して退職。関東に拠点を移し、実戦感覚を磨いて「プロ」の称号を手にした。
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不合格8度経てプロテスト突破「長い9年でした」 最年長合格の28歳・上堂薗伽純を支えた仲間の縁
2024.11.062024年度の日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)最終プロテストは、1日まで茨城・大洗GC(6602ヤード、パー72)で4日間行われ、上位26人が合格した。最年長の28歳で合格を掴んだのは、上堂薗伽純。4バーディー、3ボギー、1ダブルボギーの73で回り、通算2オーバーの18位。受験9回目で遂に突破し「めちゃくちゃ長かった。毎年毎年、1年の重みが大きすぎて、長い9年でした」と歓喜した。
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難病と戦い、副作用に悩んだ“元天才ゴルフ少女”がプロテスト7度目で突破 平塚新夢、負けず嫌いが繋いだ今
2024.11.042024年度の日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)最終プロテストは、1日まで茨城・大洗GC(6602ヤード、パー72)で4日間行われ、上位26人が合格した。14位から出た平塚新夢は3バーディー、2ボギー、2ダブルボギーの75で回り、通算4オーバーの19位で合格。中3時に世界ジュニアマッチプレー選手権で優勝するなど“天才少女”とも呼ばれたが、国が指定する難病「成人発症スチル病」を患い、今も向き合う。通算7度目の受験で遂に突破となり「しんどすぎました」と我慢の一日を振り返った。
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陰で言われた「日本で受けた方が…」 4度目で「プロテストが全て」の重圧克服、日米で戦う山口すず夏が涙
2024.11.042024年度の日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)最終プロテストは、1日まで茨城・大洗GC(6602ヤード、パー72)で4日間行われ、上位26人が合格した。24歳・山口すず夏は5バーディー、1ボギー、1ダブルボギーの70で回り、通算1オーバー。14位となり、プロテスト受験4度目、最終は3度目での合格を掴んだ。米ツアー参戦経験もある実力者だが、大きな重圧について涙ながらに語った。
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極限状態プロテストで謝罪「取材対応できず…」 5度目で涙の合格、22歳六車日那乃に表れた人柄
2024.11.042024年度の日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)最終プロテストは、1日まで茨城・大洗GC(6602ヤード、パー72)で4日間行われ、上位26人が合格した。プロテスト5度目、最終は4度目の受験だった六車日那乃は2バーディー、4ボギーの74で回り、通算4オーバー。ボーダーラインとなる19位タイで合格を果たした。取材時には思わず涙。その人柄を感じさせる謝罪の言葉もあった。
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一瞬覚悟した「落ちたな」 20歳吉田鈴、初日90位→ギリギリ合格滑り込み「もうプロテスト受けなくて済むんだと…」
2024.11.022024年度の日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)最終プロテストは1日、茨城・大洗GC(6602ヤード、パー72)で最終日が行われ、通算4オーバーまでの上位26人が合格した。最終は3度目の受験となった吉田鈴は5バーディー、2ボギーの69で回り、通算4オーバー。圏外からボーダーラインぎりぎりの19位に滑り込み、合格を掴んだ。「もうプロテスト受けなくて済むんだという解放感。本当に苦しかった」と安堵を口にした。
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プロテスト2年連続の1打差不合格「2週間寝込んだ」 大ショックから1年、22歳寺岡沙弥香が歓喜のトップ合格
2024.11.012024年度の日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)最終プロテストは1日、茨城・大洗GC(6602ヤード、パー72)で最終日が行われ、通算4オーバーまでの上位26人が合格した。トップ合格はこの日4バーディー、2ボギーの70で回り、通算10アンダーの寺岡沙弥香。昨年、一昨年と2回続けて最終1打差の不合格だった22歳が、三度目の正直で喜びを噛み締めた。
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19歳中村心が「66」で16位→5位浮上「最終日も60台を」 最終プロテスト残り1日、20位タイまで合格の狭き門
2024.10.312024年度の日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)最終プロテストは31日、茨城・大洗GC(6602ヤード、パー72)で3日目が行われた。4日間を戦い、上位20位タイまでが合格する難関。16位から出た中村心が6バーディー、ボギーなしの66で回り、通算4アンダーの5位に浮上した。2023年の国内メジャー・日本女子オープンでローアマチュアに輝いた19歳。「最終日も60台を目指したい」と意気込んだ。