THE ANSWER編集部・宮内 宏哉の記事一覧
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ジュニア最強女王・島田麻央が明かす浅田真央への想い 名前の由来、大技挑戦「同じだなって感じることも」 4月遂に初共演
2025.03.20今月開催されたフィギュアスケートの世界ジュニア選手権で史上初の3連覇を達成した16歳・島田麻央(木下グループ)が、20日までに「THE ANSWER」のインタビューに応じた。ジュニアグランプリ(GP)ファイナル優勝、全日本選手権2位など充実のシーズンを自己分析。さらに4月のアイスショー「スターズ・オン・アイス」で初共演となる浅田真央さんに対する思いも語った。(聞き手=THE ANSWER編集部・宮内 宏哉)
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写真に残った羽生結弦の鬼気迫る目 震災から14年、残した余韻はあの日見上げた星空の如く
2025.03.10フィギュアスケートで五輪連覇を達成しているプロスケーター・羽生結弦さんが座長を務めるアイスショー「羽生結弦 notte stellata 2025」が9日まで3日間、宮城・セキスイハイムスーパーアリーナで開催された。国内外の名スケーターが銀盤を彩ったほか、狂言師・野村萬斎さんがスペシャルゲストで登場。東日本大震災の被災地で希望を発信した主役2人の演技、言葉からはそれぞれの“使命”が伝わってきた。
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レジ打ちバイトも経験した「遅咲き」の柔道人生 国立大進学、階級変更…五輪金メダルまでの転換点――柔道・角田夏実
2025.03.063月8日が「国際女性デー」と国連で定められてから、今年で50周年を迎える。2021年から女性アスリートとスポーツの課題にスポットを当てた特集「THE ANSWER的 国際女性ウィーク」を実施してきた株式会社Creative2は、節目の年となることを記念して、今年は「女性の生き方を考える」をテーマに運営する3つの媒体で企画を展開する。
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「1回転しか跳べないけど、大丈夫?」 反響に戸惑いも…寺本明日香さん、大人スケートで再び芽生えた感情
2025.02.22愛知県フィギュアスケート選手権大会が21日、日本ガイシアイスアリーナで行われた。体操女子で五輪2大会に出場した寺本明日香さんが、ブロンズ女子クラス1に出場。フリー17.41点で、出場2人中1位だった。いわゆる「大人スケート」のカテゴリー。競技者となる考えはないが、1つのプログラムを完遂できたことに充実感を漂わせた。「すっごい楽しい」というスケートは、体操に対する考えにも大きな影響を与えている。
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「未来なんてやっぱ誰もわかんないな」 羽生結弦、今を生きて辿り着いた事実と忘れない感謝
2025.02.10フィギュアスケート男子で2014年ソチ、18年平昌と五輪連覇を達成しているプロスケーター・羽生結弦さんが出演・制作総指揮するアイスストーリー第3弾「ICE STORY 3rd -Echoes of Life- TOUR」が9日、千葉・ららアリーナ東京ベイで千秋楽を迎えた。チケット完売、観客8300人の前でアンコール含め15曲を滑り切り、目に涙を浮かべるなど万感の想いがあふれた。
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1週間で消える「雪の大谷翔平」を作る72歳の匠 アメリカで大反響も「少し残念」こぼれた本音
2025.02.09今年も北海道に現れた、巨大なスーパースターが話題になった。札幌市で4日から開催中の「さっぽろ雪まつり」に、米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手と愛犬デコピンの雪像が登場。市民によるチーム「きたきつね」の作品で、中心となって率いたのは72歳のベテラン監督・鈴木博詞さんだ。内閣総理大臣賞にも輝いている肖像画家に、作品に関する思いを聞いた。
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高橋大輔との出会い、三原舞依との友情…もう全日本は「場違い」じゃない 三宅咲綺を強くした縁【全日本フィギュア】
2024.12.30今月開催されたフィギュアスケートの全日本選手権(大阪・東和薬品RACTABドーム)。女子シングルで合計196.55点の9位となったのが三宅咲綺(岡山理科大)だ。ショートプログラム(SP)、フリーともに自己ベスト。6度目の全日本で初のトップ10入りを果たした。飛躍の裏には高橋大輔との出会い、同門の坂本花織や三原舞依との友情があった。
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ベテラン29歳、年齢は「非公開にしてほしい(笑)」 誰もが幸福に誘われる大庭雅のスケート愛【全日本フィギュア】
2024.12.29今月開催されたフィギュアスケートの全日本選手権(大阪・東和薬品RACTABドーム)。女子シングルで4年連続13回目の出場となったのが大庭雅(東海東京FH)だ。この競技ではベテランの29歳となっても、情熱は未だ消える気配がない。全日本選手権を大きなモチベーションとしており「一度見たら絶対、また来たい場所だと思うんです」とその魅力を語った。(取材・文=THE ANSWER編集部・宮内 宏哉)
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23歳はフィギュア引退→就職へ「パソコンカタカタすると思う」 白岩優奈、離れても生かす氷上の学び
2024.12.25フィギュアスケートは年末の大一番・全日本選手権が22日まで行われた。最後の大舞台に臨んだ白岩優奈(関大)は合計178.72点で女子シングル19位だった。22日のフリーを終え、取材に対して「スケート界に残ること、戻ってくることは今は考えていない」とコメント。今後は社会人として会社勤めをすることになると明かした。
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フィギュア友野一希、企業プレゼンで自ら訴えかけた運命の日 契約実現の裏に1人の広報の奮闘
2024.12.24フィギュアスケートは年末の大一番・全日本選手権が22日まで行われた。男子シングルで12年連続12度目の出場となった友野一希は、これまでにないサポートを受けての出場に。今季から所属契約を結ぶ第一住建グループは、応援団を結成して21日のフリーで現地からエールを送った。同社は昨季のパートナー契約からより友野を支える存在となったが、その裏には1人の広報の奮闘があった。(取材・文=THE ANSWER編集部・宮内 宏哉)
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全日本フィギュアで大逆転劇 風邪をひきSP14位→3位表彰台の壷井達也「自分も今、信じられない」
2024.12.22フィギュアスケートの全日本選手権は21日、大阪・東和薬品RACTABドームで男子フリーが行われた。ショートプログラム(SP)14位の壷井達也(シスメックス)は173.34点、合計247.31点で3位となり、大逆転の表彰台を掴んだ。1週間前から風邪をひき、万全の体調ではなかったが「自分も今、この場にいられることが信じられない気持ち」と素直な思いを口にした。
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37歳・織田信成は涙→涙→笑顔の有終4位 波乱万丈のスケート人生「あと20歳、若返れたら…」【全日本フィギュア】
2024.12.22フィギュアスケートの全日本選手権は21日、大阪・東和薬品RACTABドームで男子フリーが行われた。ショートプログラム(SP)5位の37歳・織田信成(大阪スケート倶楽部)は150.15点、総合234.68点の4位となり、現役最後の全日本を終えた。2013年に一度は引退し、22年に復帰した大ベテラン。11年ぶり出場の大舞台でスタンディングオベーションを浴びた。競技から離れる決意は変わらないが「あと20年、若返れたらいいのにな」とちょっぴり未練も。1月の国民スポーツ大会冬季大会(旧冬季国体)が、正真正銘の現役ラストダンスとなる。
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全日本フィギュアで会場ざわつく 樋口新葉フィニッシュ後…ヨロヨロの原因は「動かなくなっちゃった」
2024.12.21フィギュアスケートの全日本選手権は20日、大阪・東和薬品RACTABドームで開幕。女子ショートプログラム(SP)では樋口新葉(ノエビア)が71.05点で4位発進となった。フィニッシュ後、ガッツポーズを見せたが、右脚を引きずるような姿も。ふくらはぎを攣っていたのが原因で、心配されたが「全日本では今までで一番いい演技ということで点数も出せてもらえた。そこは安心しています」と得点には納得していた。
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演技直前のホテル、米国から届いた「自分を信じて」 三浦佳生を奮い立たせたマリニンの言葉【全日本フィギュア】
2024.12.21フィギュアスケートの全日本選手権は20日、大阪・東和薬品RACTABドームで開幕し、男子ショートプログラム(SP)では三浦佳生(オリエンタルバイオ、明大)が88.87点の4位発進。左脚に痛みを抱え、4回転トウループで転倒したものの「NHK杯の時より冷静に運べた。試合の運び方としては100点」と納得の表情を浮かべた。演技前には世界王者のイリア・マリニン(米国)からエールが届き、奮い立っていた。
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「僕のこと、年寄りやと言ってるんですか?」 笑い飛ばす37歳・織田信成が「ギリギリ」の今見せたい背中【全日本フィギュア】
2024.12.20フィギュアスケートの全日本選手権が20日から大阪・東和薬品RACTABドームで行われる。男子シングルには実に11年ぶりの出場となる織田信成(大阪スケート倶楽部)が登場。今も4回転ジャンプを跳ぶ37歳は、今季で競技生活に2度目の区切りをつける。19日に同会場で公式練習を行い、最後の大舞台を前にした想いを語った。
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1万4000人を魅了、羽生結弦の滑りに透けた「準備」と「挑戦」 記者が驚いた「チャンスを掴む」の意味
2024.12.08フィギュアスケート男子で2014年ソチ、18年平昌と五輪連覇を達成しているプロスケーター・羽生結弦さんが出演・制作総指揮するアイスストーリー第3弾「ICE STORY 3rd -Echoes of Life- TOUR」が7日、さいたまスーパーアリーナで開幕した。1月に広島、2月に千葉を回る全国ツアー。30歳の誕生日に初披露した壮大な物語の裏に、計り知れない努力の跡を感じた。(取材・文=THE ANSWER編集部・宮内 宏哉)
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日本ハム入団、台湾の157km剛腕・古林睿煬はあの郭泰源も推す逸材 侍Jに衝撃投球「火球男」が叶えた夢
2024.11.21プロ野球・日本ハムは20日、統一ライオンズの古林睿煬(グーリン・ルェヤン)投手と契約合意したことを発表した。2024年シーズンは年間MVPや最優秀防御率、ベストナインに輝いた最速157キロの剛腕。昨年のアジアプロ野球チャンピオンシップでは、日本代表「侍ジャパン」を5回までパーフェクトに封じるなど、6回2/3を1失点と快投し、野球ファンに驚きを与えた。当時、東京ドームを訪れていた伝説・郭泰源氏も「日本で通用すると思う」と絶賛していた逸材だ。
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銅メダル壷井達也「自分なりの道化師」の裏に世界女王も舌を巻く猛特訓 現役神戸大生、遊び捨てたスケート漬けの日々
2024.11.15先週開催されたフィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第4戦・NHK杯で、日本勢は男女シングル、ペアで計6つのメダルを獲得した。会心の演技を披露した一人が、男子シングル3位の壷井達也(シスメックス)。ショートプログラム(SP)で85.02点、フリーで166.50点、合計251.52点といずれも自己最高を叩き出し、銅メダルを獲得した。国立の難関・神戸大に通う4年生。受験等で競技から離れた時期もありながら、スケートに真摯に向き合い、歓喜の時を迎えた。